企画段階からあった「山崎賢人の新しい表情をいかに出すか」
続く第4話では、湊が初めて担当患者を持つエピソードが登場する。担当するのは、かたくなに心を閉ざす少女・あかり(高松咲希)。湊は、彼女の病状の把握だけでなく心にも寄り添い、彼女の心を苦しめる本当の理由に行き当たる。「本当の気持ちをパパに言いましょう。心が潰れてしまいます」と、目線をあかりの高さに合わせて優しく語り掛ける湊の姿が胸を打つ。
同作の藤野良太プロデューサーは当時、山崎の起用について「企画を立てる上で念頭に置いていたのが“山崎賢人さんの新しい表情をいかに出すか”ということ。いま青年から大人への架け橋を渡っている山崎賢人さんだからこそ最適な役柄であり、そして彼にとって挑戦しがいのある役になると思います」と語っていた。撮影当時、山崎は23歳。今回の無料配信は、青年から大人への過渡期だからこそ生み出された新堂湊というキャラクターの魅力を改めて味わうよい機会となりそうだ。
「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」では人気ドラマを順次、FOD・TVerにて無料公開中。現在は「グッド・ドクター」のほか「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(2020年)や「ようこそ、わが家へ」(2015年)、「振り返れば奴がいる」(1993年)などがラインナップされている。
※山崎賢人の「崎」は正しくは「立さき」
「グッド・ドクター」
出演者:山﨑賢人/上野樹里/藤木直人/戸次重幸/中村ゆり/浜野謙太/板尾創路/柄本明
脚本:徳永友一/大北はるか
脚本協力:LiLy
音楽:得田真裕
主題歌:「Hikari」androp(image world/ZEN MUSIC)
医療監修:《小児外科》浮山越史(杏林大学病院)/渡邉佳子(杏林大学病院)/《自閉症スペクトラム障がい》西脇俊二(ハタイクリニック)
取材協力:高田哲也(日吉メディカルクリニック)
プロデュース:藤野良太/金城綾香
協力プロデュース:西坂瑞城
演出:金井紘/相沢秀幸
制作:フジテレビ
原作:「グッド・ドクター」(C)KBS. 脚本 パク・ジェボム