BTS・V、“秘密兵器”から“国宝級イケメン”へ…美しさとかわいらしさを併せ持つ生粋のアイドル「Are You Sure?!」ではおちゃめな素顔も

2024/09/20 08:10 配信

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BTSの国宝級イケメン・V写真:アフロ

BTSの年少メンバーであるJUNG KOOK(ジョングク)とJIMIN(ジミン)、通称“グクミン”の2人が気ままに過ごす姿を追った旅行バラエティー「Are You Sure?!」の最終回となる第8話が9月19日に配信された。2023年12月の入隊を前に、アメリカのニューヨーク、韓国の済州島、日本の北海道と渡った2人旅。韓国の済州島編ではメンバーのVもゲスト出演し、マンネライン(年少組)ならではのわちゃわちゃっぷりを披露した。Vが加わることで、グクミンのいたずら心が過熱し、3カ所の中で最もにぎやかな旅に。そこで、このVの魅力をあらためて解説する。

Vはデビュー前から非凡な存在だった


BTSメンバーの中で6番目に所属事務所の練習生になったV(キム・テヒョン)は、当初から非凡な存在だった。両親に反対されたため、オーディションを受けることは断念したが、友達の付き添いで会場へ足を運ぶと事務所側から非公開オーディションに誘われる。その結果、一人だけ合格し、その後デビューまでの約1年9カ月間、「BTSの秘密兵器」として最後までビジュアルが公開されなかった。

その理由は、今の姿を見れば一目瞭然だろう。もちろん現在より幼かったが、将来的に「世界で最もハンサムな100人」の1位に君臨することになる“国宝級”のビジュアルは当時から際立っており、他の事務所に引き抜かれないように秘密にしていたともいわれる。おまけに低音ボイスによる歌声もピカイチで、その音域は3オクターブを誇る。深みのあるバリトンから高音までカバーすることができる逸材だったのだ。だが、デビューに向けて、みんながSNSでファンにメッセージなどを送る際には、参加することができず、とても寂しい思いをしたそう。

オリジナリティーあふれる歌声と表現力とセンスで独自の世界を確立


だが、デビュー後は独自の世界を確立していく。もともとサックスを演奏していたためか、音楽センスも高く、デビュー3年目にはアルバム『WINGS』に収録されたソロ曲「Stigma」では作詞・作曲にも参加。2018年のワールドツアー「LOVE YOURSELF」で披露したソロ曲「Singularity」のパフォーマンスでは、妖艶さも表現し、ARMY(ファン)の間で語り継がれている。つい国宝級の顔にばかり目が行きがちだが、ダンスや歌唱力、表現力も高く、ステージングも抜群。「Are You Sure?!」ではペンションでもレストランでもマンネラの2人とふざけてばかりいるが、彼も根っからのアーティストなので、「PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LA」や「花様年華」シリーズツアーなどのライブ映像で、彼の甘いバリトンボイスに酔いしれてほしい。

また、オリジナリティーあふれるトータルコーディネート力も高く、ファッションや写真集のコンセプトなども他のアイドルとは一線を画している。ブームが来る以前から古着なども取り入れたレトロファッションを着こなし、2022年に発売された1人ずつの写真集では、「Veautiful Days」と題して、19世紀の英国紳士の1日を表現。日頃からジャズを聴き、古典的なムードを好むVらしく、上品でいずこの国の王子のような風格を見せた。