草川拓弥、高石あかり&伊澤彩織との共演は「現場で見ていてすごく興奮した」<ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!>

【写真】クールな表情で銃を構える草川拓弥撮影=阿部岳人

“これを僕がやるんだ”ってしびれましたね


――その第1話の登場シーンも衝撃的でしたが、ご自身の中で印象に残っているシーンはありますか?

第1話の凍らせられるシーンは、本当に大きな冷凍庫みたいなところで撮影しました。もちろん冷たくはないんですけど、スモークを使って冷凍庫っぽく見せたりしていて、中は結構怖かったです(笑)。真っ暗だし、スモークでよく見えないし、カットによっては閉じ込められている時間が長かったりして…。結構本当に怖かったですね(笑)。

――アクションシーンもあったと思いますが、いかがでしたか?

アクション練習をさせていただいて、練習する前に「こんな感じでやります」っていう映像が送られてきていたんですけど、本格的なアクションで。映像を見ていても“これを僕がやるんだ”ってしびれましたね。

今までの“ベビわる”の作品でも、アクションシーンはすごく丁寧に撮られているっていうお話を聞いていたので、実際の撮影もすごく丁寧に撮っていただいて。物語としては敵と戦うっていうシーンですが、相手の方との呼吸が合わないとアクションは成り立たないので、敵役の方とも細かいところまで話し合って撮影に臨みました。

――手応えとしてはいかがでしたか?

長い時間だったのでハードではあったんですけど、周りの方にも褒めていただけたのでよかったかなと思います。でも、正直僕のせいで撮影が押したんですよ。だから、押すごとにすごくプレッシャーを感じてましたね。“あぁ、ごめんなさい…”って思いながら(笑)。あとはつないでみないとどんなシーンになっているのか分からないので、僕もすごく楽しみです。

――今後もアクションに挑戦してみたいなと思いましたか?

機会をいただけるのであれば、ぜひやりたいですね。結構難しかったのですが、貴重な経験でしたし、もっとたくさんアクションをやってみたいなと思いました。もともとダンスをやっているのもあるし、体を動かすのは好きなので。

今回、伊澤さんと一緒に練習させていただく機会があったので、先生としてコツを教えていただいたりしました。伊澤さん自身もさらに難しいアクションをされていたので、“すごいなぁ”と思いながら見ていましたね。

――第2話(9/11放送)の「『無理なんだもん』ですまされるのは10代までですよ」というセリフも印象的でしたが、草川さんご自身はこのセリフには共感しましたか?

難しいですよね…。僕も本当にその立ち位置の人だなって。今の若い人たちって、すごいじゃないですか。肝が据わっているというか…。超特急というグループをやっていて、一番下の子が僕より10歳下なんです。もちろんみんないい子たちなんですけど、若い子たちがどう考えて、どう解釈して…というのを僕も考えながら接しなきゃいけないときもあるので。

かといって僕は、いわゆる先輩・後輩みたいないい意味での上下関係はすごく大事だなと思っている人間でもあるので、自分もすごく同じ状況というか…。脚本を読んでいて、すごく共感するところはたくさんありました。なのであのセリフは、共感はしたんですけど、僕自身はあまり強くは言えないな…という感じです。

――ちなみに、草川さんは最近毎クールのようにドラマに出演されていますが、超特急のメンバーから「あのドラマ見たよ」といったお話はされたりするんですか?

いや、全くしないですね。でも見てくれているらしいです。タカシとかは。

――それはどこで知ったんですか?

ファンから聞きました。タカシは個人のファンクラブで僕のドラマを実況しているらしいです。タカシは僕のファンで、そのことはファンにも知れ渡っているので(笑)。直接感想とかは言ってこないですけど、見てくれているのはうれしいですね。