大泉洋、宮藤官九郎との初タッグで昭和19年にタイムスリップする脚本家の役に “大泉節”さく裂で学生たちにエールも<終りに見た街>

2024/09/20 16:25 配信

ドラマ 会見

大泉洋が、テレビ朝日開局65周年記念 ドラマプレミアム「終りに見た街」制作発表記者会見に出席した※ザテレビジョン撮影

9月20日、都内で「テレビ朝日開局65周年記念 ドラマプレミアム『終りに見た街』制作発表記者会見」が開催され、主演の大泉洋が登壇した。

山田太一の原作を20年ぶり、3度目のドラマ化


同作は、山田太一の同名作品が原作。20年ぶり3度目のドラマ化となっており、主演の大泉と脚本を担当する宮藤官九郎がタッグを組んでリメークする。

令和の時代から昭和19年にタイプスリップし、家族と共に翻弄(ほんろう)される主人公のテレビ脚本家・田宮太一を演じた大泉は、ドラマの設定に合わせ昭和の家をイメージしたセットに登場。「デパートの屋上みたいな。よく分かんないセットが組まれていますけども」と初っ端からボヤキをこぼす。

昭和らしいおもちゃを手に取り遊びつつ「今思うとこれの何が面白かったんでしょうね(笑)」と大泉節をさく裂させていた。

宮藤官九郎のオファーの速さに驚き


テレビ朝日ドラマ初出演&初主演となった大泉は、脚本を担当した宮藤とも初タッグとなる。これまでについて「何となく縁がなかったですね」と振り返りつつ、「憧れのように見ていましたから、宮藤さんの作品や舞台にはいつか出られたらいいなと思いましたけど」とコメント。

さらに、「たまたま『こんにちは、母さん』(2024年)という作品で共演させていただいて。話をしていたらフラットでなんとも楽しい方で、会話の言葉のチョイスも面白いわけですよ。セールストークで『ぜひ宮藤さんの作品にも出させてください』って言っていたら、ものすごい速さでオファーが来たからびっくりしました。宮藤さんも『びっくりするだろうなと思ってオファーした』と後のインタビューで言っていたから、まんまとその通りだったなと思いました」と裏側を明かした。