パク・シネ、“悪魔が憑依した裁判官”役も「悪役というより“小悪魔”。涙が枯れるまで泣かせる役」<悪魔なカノジョは裁判官>

2024/09/23 18:02 配信

ドラマ 会見

「悪魔なカノジョは裁判官」制作発表会見より(C) SBS & Studio S All rights reserved

9月21日に配信開始した韓国ドラマ「悪魔なカノジョは裁判官」の制作発表会見が9月19日に韓国・ソウルで開かれ、主演のパク・シネと共演のキム・ジェヨンキム・イングォン、キム・アヨン、パク・ジンピョ監督が登場。それぞれの役柄について語った。

パク・シネ「人を振り回したり、状況をぐちゃぐちゃに…」


「悪魔なカノジョは裁判官」は、悪魔が憑依した裁判官と人間味あふれる熱血刑事が繰り広げる熱血ファンタジー。“水と油”な2人が罪人を追い詰めていく過程や、個性豊かな“悪魔3人組”のテンポのいいやりとりがコミカルに描かれる。

「美男<イケメン>ですね」(2009年)などで知られ、結婚・出産を経て2024年に「ドクタースランプ」で活動再開したシネは、悪魔“ジャスティティア”が憑依した裁判官カン・ビンナを演じる。

シネは役柄について「もともと先輩に何も言えないような性格だったビンナが、“悪魔”が憑依したことで、図々しく向こう見ずに言いたいことはハッキリ言うスカッとする性格に変わります」と説明。

一見悪役のようでもあるが、「ビンナは悪役というよりは“小悪魔”。ちゃめっ気があって、人を振り回したり、状況をぐちゃぐちゃにして人間を困らせたり、空気を読まない言動をしたり、ビンナはそんな悪魔だと考えました。演技をするときは、悪魔だけど愛らしく見せるにはどうしたらいいか悩みました。これまで演じてきたのが“静かに一人で涙する役”だったとすれば、今回は“涙が枯れるまで泣かせる役”です」と、役作りについて振り返った。

「悪魔なカノジョは裁判官」制作発表会見より(C) SBS & Studio S All rights reserved

キム・ジェヨン、パク・シネは「頼りになりました」


そんなビンナと“水と油”のような関係ながら共に事件を解決していく熱血刑事・ダオンを演じるのは、ドラマ「月水金火木土」のキム・ジェヨン。被害者や遺族に寄り添い戦うダオンのキャラクターについて「とても人間的で感受性が豊かな刑事で、被害者や遺族に感情移入もするし、責任を取ろうとする。犯罪者たちを最後まで追い詰める根性もある」と紹介した。

シネとは今回が初共演。実年齢ではジェヨンのほうが上だが、演技者としては子役から活動するシネのほうが先輩という間柄で、そんな彼女の印象を聞かれ「頼りになりましたし、僕が感情をあらわにするシーンなど、集中できないときには声をかけてくれたりもしました。僕が年上ですが、学ぶ点がとても多かったです」と称えた。

すると、これにシネが「私が気分のアップダウンがなかったのは、いいパートナーに出会えたからですよ」と返し、息の合ったコンビネーションの一端をのぞかせた。