鈴木京香を見いだした故森田芳光監督「あなたはモデルっていうより女優」
9月22日放送の「A-Studio」(TBS系)に鈴木京香がゲスト出演。出演作の映画監督たちとの交流について語った。
脚本家で映画監督としても活躍している三谷幸喜と鈴木が出会ったのは、1995年放送のドラマ「王様のレストラン」(フジ系)でのこと。鈴木は三谷との仕事面での関係を「節目節目でとても素晴らしい作品に出させていただいている」と表現。三谷が原作・脚本・監督を務めた2013年公開の映画「清須会議」では、鈴木は引眉にお歯黒というインパクト抜群のメークにも挑戦した。
三谷とは愛犬家仲間としても交流があり、愛犬の写真を送ったりしているという鈴木。頂き物のお裾分けをしたこともあるが、かつて大量のもずくを送って三谷を困惑させてしまったとか。三谷は鶴瓶に対して「風呂にいっぱい入るくらい送ってきた」とその時の様子を明かす。
また、モデルだった鈴木が女優としてデビューしたのは1989年公開の映画「愛と平成の色男」。そのオーディションでは、故人となった森田芳光監督から「あなたはモデルっていうより女優っていう感じだから頑張りなさい」と激励されて、その場で役が決まったという。
「高校の時に見てた『それから』っていう映画が大好きで」「その映画の監督のオーディションに呼ばれたんだったら行ってみようかなと思った」と、森田監督との出会いのきっかけを話す鈴木。
女優デビューから10年後の1999年には、主演映画「39 刑法第三十九条」で森田監督と再会を果たす。「(監督の求める演技が)できてるのかどうか」と悩みながらの撮影を「つらかった」「ヘルペスが治らなくて胃も痛くて」と振り返る。
そんな苦労のかいあって、鈴木は「(この作品は)とっても大事なものになりました」「森田監督には本当に感謝してます。しきれないくらい」と、思いをはせるような表情で語った。
次回、9月29日(金)放送予定の「A-Studio」はトーク名場面集。
毎週金曜夜11:00-11:30
TBS系で放送