10月1日(火)にスタートする宮世琉弥の主演ドラマ「スノードロップの初恋」(毎週火曜夜11:00-11:30、カンテレ・フジテレビ系)の制作発表が9月23日に都内スタジオで行われ、宮世、小野花梨、曽田陵介、岩瀬洋志、杉本哲太が登壇した。
本作は、初めて人間界に降り立った死神・片岡朔弥(かたおか・さくや/宮世)が、幼くして父親を亡くし、唯一の肉親である弟を育てるために自分の人生を捧げてきた望月奈雪(もちづき・なゆき/小野)に出会い、少しずつ分かりあい、次第にひかれ合っていくラブストーリー。
奈雪が勤めるファミリーレストランチェーン「FORTUNA」の次期社長候補で幼なじみの奈雪に恋心を寄せている伊勢和真(いせ・かずま)役に曽田、奈雪の弟で美大生の望月陸(もちづき・りく)役に岩瀬、和真の父で「FORTUNA」の社長・伊勢政和(いせ・まさかず)役に杉本哲太が決定している。主題歌はRyubi Miyase(宮世)の新曲「白く染まる前に」。
死神を演じる宮世は「死神なので五感も感じたことがないし、感情もあまりない設定なので、人と喋る時に感情が出てこないというのがすごく難しいです」と話し、そんな宮世の撮影を見ていた小野は「宮世さんご本人の持つハートフルな感じとか、キュートな感じが役を通してにじみ出ていて、それが私はとっても印象的です」とコメント。キュートだと言われた宮世は「そんなこと思ってくださってたんですか?こういう場でしかこういう話をしないので、すごくうれしいです」とニッコリ。
また、小野が「多種多様な“変なイケメン”に囲まれてちょっとふわふわするんですけど、緊張感とか威圧感が無くて親しみやすいイケメンを揃えてくださったなぁと思っています」と語ると、一同からはどんなところが変なのか説明を求める声が。小野は、岩瀬については「空気を読めないところ」、曽田については「会話にあまり乗ってこないところ」、宮世については「ずっとニヤニヤしてるところ」だとそれぞれ変なポイントを挙げ、会場からは笑いが起こった。
一方、杉本はドラマ「ホスト相続しちゃいました」(2023年、フジテレビ系)で宮世と共演しているが、実際に会ったシーンは無かったそうで、本作で初めて会ったと言う。杉本が「今回ガッツリやれるっていうのですごくうれしくて。初日に思わずハグしちゃいました」と明かすと、宮世は「緊張しながらあいさつをした時にハグをしてくださったので、本当にすてきな方だなと思いました」と回顧。さらに杉本は「(役は)人間じゃないわけですから、どういう佇まいなのかなと思ってたんですけど、すごいオーラがあって引き込まれますね」と宮世を絶賛した。
◆撮影・取材・文=水沢あすみ
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