シネ演じる美しくも強烈なダークヒロイン・ビンナが鮮烈に登場した第1週。視聴者からは早速、「パク・シネちゃんのビジュ最高!」「美しすぎる…」「ファッションもメイクもかわいいし、スタイルもめっちゃいい」「強気でかわいいビンナ。キャラぶっ飛んでてクセになる」「優しさのカケラもない悪魔シネちゃん好き!」「陽気なサイコでスカッとできる作品」と歓迎の声が上がった。
これまでは明るくけなげなヒロイン役のイメージが強かったシネだが、今回演じているのはガラリとイメージを変えた“血も涙もない悪魔”。罪人に、「目には目を」とばかりに自身が犯した罪と同じ痛みを味わわせるのがビンナのスタイルで、2話ではビンナ自身がDV彼女に変身。DV男に同じ痛みを味わわせる強烈なクライマックスも用意され、「イメージを覆すダークヒロインいいね!」「パク・シネさんこんな役もできるんだ。演技うまいなぁ」の声も上がった。
極悪非道な罪を犯した罪人に同じ痛みを味わわせる、という衝撃のダークヒロインが大暴れする今作。着想のきっかけは、脚本家チョ・イスが凶悪事件の記事に「悪魔でも泣く判決」というコメントがついているのを見たことだったという。
一見、強烈に皮肉の効いたブラックコメディーだが、その根底には、犯罪被害者に寄り添う制作陣の思いがある。ドラマの配信開始に先駆けて行われた制作発表会見では、パク・ジンピョ監督が「“人間であることを諦めた殺人者に教化の機会を与える前に、命を奪われた被害者と家族たちをまずフォローしなければいけない”という思いを常に念頭に置いて、ドラマを作りました」と、企画意図を説明。
「地獄というファンタジー世界を描いていますが、ドラマの中で起こる事件や被害者、加害者、判決…そのどれもが実際に存在している“地に足のついた”作品です。ハンムラビ法のような“目には目を”の精神も存在します。善悪が共存する、痛快なファンタジーアクション劇だと思っていただければと思います。ドラマを見ながら、カタルシスを感じてください」と作品に込めた思いを語った。
犯罪被害者への真摯(しんし)な思いから生まれた強烈なダークヒロイン・ビンナ。彼女の痛快かつナンセンスな“裁き”に加え、今後はビンナの恋も描かれていく。血も涙もないビンナがどう変わっていくのか気になるところだ。
「悪魔なカノジョは裁判官」は、ディズニープラスのスターにて毎週金・土曜に1話ずつ配信中(全14話)
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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