大喜利で4つのお題に挑戦
この日のイベントでは、お題に大喜利で答える「とと脳グランプリ」に挑戦する場面も。
まず、ウオーミングアップで「ひたち」であいうえお作文を考えることに。「日立さんを背負ってということで、自分もどんな答えをしたらいいのやらって最初思っていたんですけど、日立さんから『そういうのを一切考えず、渋谷さんそのままで、変に硬くならないでください』と言っていただいたので、思うがままにやらせていただきたいと思います」とペンを走らせる。
そして、披露したのは「“ひ”っきりなしに “た”べるよりも “ち”ょっとずつがいいよね」。「食べるって娯楽だと思うんです。でも、ひっきりなしに食べすぎるのもしんどいから、やっぱり何事もちょっとずつがいいよね」と解説をしてから本番の大喜利へ。
2問目の「人生100年時代。健康で長生きするための、思いもよらぬ秘訣とは?」というお題では「何をするにも、親指ばかりに頼らない事」とフリップに書いた渋谷。
「皆さん意外と気付いてないけど、結局何をするにも親指が支えているんですよね。ペンを持つにしても親指が軸になって、携帯を触るにしても親指ばっかり働かせてませんか?って。力をぐっとするにも親指。でも、負担がかかっていても親指は何も言わないんです。それは一番番太いから。自分も自覚はしているんです。私が支えるぞって。でも、やっぱり親指ありがとうって気持ち、なるべく他の指も協力し合おうっていうことで、やっぱり100年後、それが結局生きてくるんじゃないかなって。世の中もそうだと思います。社会もそうだと思います。何も言わずにぐっとこらえている人が絶対どこかにいるから、その人たちに目を向けて、周りが支えましょうって」と、答えの意味を伝える。
4問出された中で大笑いこそ起きなかったが、解説では答えに込められた、渋谷ならではの視点でとらえた意味の深さを伝え、その発想力、トーク力で関係者、報道陣を唸らせていた。
大喜利が社会に広がるきっかけになれば
最後に、渋谷は「まさかこういう大喜利をさせていただけると思わず。でも、大喜利から社会に広がったり、日立さんがされている活動っていうのも、こういう楽しい、ちょっとくすっとできるようなことをきっかけにすることで、自分にとってもより良い未来を考えるきっかけになったり、ちょっとでも自分の大喜利がなれたらうれしいなと思いますし、もっともっとこういう社会問題とかが身近になって、楽しく考えられたりとか、自分だけじゃなく人と話し合える、話し合うことで生まれてくるすてきな考えとかもあると思うので、そういう全てをひっくるめた一つの娯楽に、今回の『社会をととのえるサウナ』のPR動画がなれたらいいなと思います。よかったら見てください」とあいさつし、イベントを締めくくった。