timeleszの松島聡が9月25日、都内で行われた「ハロルドとモード」取材会に出席。共演の黒柳徹子のかわいらしい一面を明かした。
本作は1971年にアメリカで公開された映画「ハロルドとモード」の舞台化。ブラックユーモアを随所に散りばめながら、年齢差のあるちょっと変わった二人のラブストーリーと生きることの楽しさをコメディータッチに描いた作品で、今回で5回目の上演となる。主役で79歳のチャーミングな女性モードを黒柳が、モードに恋する19歳の少年ハロルドを松島が演じる。2020年公演の生田斗真、2021年公演のWEST.藤井流星、2022年公演のtimelesz佐藤勝利、2023年公演のSnow Man向井康二からバトンを受け継ぎ、松島ならではの、新たなハロルドを作り上げる。
黒柳にキュンとしたことはあるかという質問に答える場面で、松島は「僕は差し入れとは違う、自分の好きなグミを持っていって食べていたら、徹子さんがそれを気になさっていて。『私もひとついただけるかしら？』って。そのグミを袋ごと差し上げたら、全部完食されていて(笑)。『徹子さん!? 僕の分も残しておいてほしかった〜！』みたいな(笑)。その後ちゃんとお返しもくださいまして、徹子さんがそのとき一番好きなものがグミだと初めて知った」と告白。「徹子さんが食事をしているシーンはとても気持ちがいいし、とてもかわいらしい。チャーミングな一面がたくさんあります」とほほ笑んだ。
黒柳は「ああいうグミは食べたことがなかった」と振り返り「私にくださったんです。食べているうちに、気がついたら全然なかったんです(笑)。次の日新しいのを買ってきてお渡ししました」とキュートに告白。「もうちょっと柔らかいものは食べたことありますけど、歯ごたえのあるものはあまり食べたことがなかった。とてもおいしかったです」と語った。
本作ではギターを弾くシーンもあり、松島は「勝利もツアー中でもバックヤードでいろいろ教えてくれたりもしましたし、いろんな方に教えてもらいました。すごくハマりました、アコースティックギター。魅力的です」と告白。
ステージ上で弾くとなると緊張してしまうとも話しつつ「やってみてすごくいいものだなと感じたので、これからもアコースティックギターはやり続けたいなと思いました。すごくいい出会いをしたなと思います」と声を弾ませた。コンサートでもやってみたいという願望も語り「それこそ勝利とダブルでデュエットするとかもやってみたい」と目を輝かせた。
◆取材・文＝山田果奈映