2025年1月2日(木)に松たか子主演の新春スペシャルドラマ「スロウトレイン」(夜9:00、TBS)が放送されることが分かった。共演に多部未華子、松坂桃李、星野源、チュ・ジョンヒョクと実力派俳優陣が集結し、野木亜紀子のオリジナル脚本で“家族の在り方”を描く、新時代のホームドラマが誕生する。
松が演じるのは、フリーの編集者として働く長女の渋谷葉子(しぶや・ようこ)。結婚はしておらず、渋谷家の家長として、両親と祖母と共に暮らしていた鎌倉の実家に暮らしている。松のTBSドラマへの出演は日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」以来6年ぶりとなる。
多部が演じるのは、葉子の妹・都子(みやこ)。30歳を過ぎても職を変え、居場所を変え、ふらふらしているが、突然韓国に行くと言い出し、渋谷家に一波乱を起こす。
松坂が演じるのは、葉子らの弟・潮(うしお)。江ノ島電鉄で保線員として働く潮は、渋谷家の家事全般を担当している。潮には恋人がいるが、姉たちには明かせていないことがあるようで…。
また、3人の人生に大きく関わる人物として星野が出演。星野は野木脚本の「逃げるは恥だが役に立つ」(2016年)、「MIU404」(2020年)、映画「罪の声」(2020年)、「ラストマイル」(公開中)にも出演しており、今作では、人気作家の百目鬼見(もめき・けん)を演じる。元担当編集者の葉子に執着し、執拗につきまとう面倒な作家という役どころだ。
さらに「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(2022年)、「正直にお伝えします!?」(2024年)など数々の韓国ドラマで注目を集めているチュ・ジョンヒョクが日本のドラマに初出演する。
同作は、連続ドラマ「アンナチュラル」(2018年)、「MIU404」、現在放送中の日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」、公開中の映画「ラストマイル」など、数々のヒット作品を担当してきた野木のオリジナル脚本。
演出は、映画「花束みたいな恋をした」(2021年)、「いま、会いにゆきます」(2004年)、「ハナミズキ」(2010年)、ドラマ「Beautiful Life ~ふたりでいた日々~」(2000年)、「カルテット」(2017年)、「コウノドリ」(2015年)などを手掛け、野木が全幅の信頼を寄せる土井裕泰が務める。
野木と土井は、これまで連続ドラマ「空飛ぶ広報室」(2013年)、「逃げるは恥だが役に立つ」、「重版出来!」(2016年)、映画「罪の声」でタッグを組んでおり、同作は初の野木オリジナル脚本での土井演出作品となる。
鎌倉に住む渋谷葉子(松)、都子(多部)、潮(松坂)のきょうだいは、交通事故で両親と祖母を一度に亡くした。月日は経ち、二十三回忌の法事の帰り道。都子が突然「韓国に行く!」と葉子と潮に告げる。この告白をきっかけに、三者三様のきょうだいに“人生”という旅路の分岐点が訪れる。
それまでの「3人での幸せ」から「それぞれの幸せ」へと向き合っていく葉子、都子、潮。そして物語は日本の鎌倉から韓国の釜山へ。変わりゆく時代の中でも普遍的に在り続ける「家族」を通して、痛快で、ドキドキして、最後には思いきり笑顔になれる、新時代のホームドラマを繰り広げていく。
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