高橋怜也がフリー転向からの1年を振り返って語る、俳優仲間との交流や刺激「心に新たな火を灯してくれた」

2024/10/29 12:00 配信

2.5次元 インタビュー

高橋怜也撮影=山内洋枝 


友人とのゲーム時間が忙しい日々のリフレッシュ


――お話を聞いていると、プライベートの時間はあまりないのでしょうか?

そうですね。最近は趣味のゴルフにも行けてないし、ゲームをするのがリフレッシュというか気分転換ですね。

地方公演で台風とかぶって休演日は外に出られないかもな…っていうときがあって、キャリーにプレステ5を詰めて持っていったくらいです(笑)。結局、台風は来なかったんですけどね。

――どんなゲームをやっているんですか?

FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)が多いですね。福澤侑くん、廣野凌大くん、阿部顕嵐くんあたりとよくやってます。侑くん、凌大くんから毎晩のように「レッツゴー」って連絡が来て、お互いに「レッツゴー」と言ってゲームが始まります。

友人となんとなくつながってる感じがいいのかな。ゲームそのものも面白いけど、話している時間が楽しいなと感じます。

高橋怜也撮影=山内洋枝 

――では、長期休暇がとれるとしたら何をしたいですか?

旅行ですね。北海道で海鮮を食べるか、沖縄でゆっくりゴルフをするか、静岡で買い物か。

――静岡ですか?

御殿場のアウトレットに行きたいんですよ。3年前からずっと、山田健登くんと「一緒にアウトレット行こう」って話してるんですけど、あまりにもタイミングが合わなくて、北海道とか沖縄の方が先に実現しそうな気がしています(苦笑)。

将来はグランドミュージカルの舞台に立ちたい


――これからMANKAI STAGE『A3!』~Four Seasons LIVE 2024~が開演します。

懐かしい曲もありますし、いろんな曲をやるので楽しみです。まだ稽古が始まったばかりなのですが、各組劇団員をシャッフルして構成されたミックス公演を回替わりで上演するんです。エーステカンパニーが勢揃いするので、春組以外とも接することができるのはうれしいけど緊張もしますね。

高橋怜也撮影=山内洋枝 

――「エーステ」のあとは、ミュージカル東洋空想世界「blue egoist」が11月から上演されます。

プロデューサーの阿部顕嵐くんも制作発表のときに言っていたのですが、最近は原作があってストーリーを知っていて観に行く作品が多い中、この舞台はあえて内容を明かしていないんです。だから、劇場に足を運んで、オリジナルのストーリーを見てリアルに衝撃を受けてほしいです。

1年しっかり稽古したいくらい、すばらしい作品だし、役者もみんなすばらしい人たちです。僕たちの言葉を信じて、絶対に見てほしいなって思います。

――いろんなことがあった1年を踏まえて、今後の目標を教えて下さい。

やっぱりグランドミュージカルに挑戦したいです。山田健登くんがミュージカル『レ・ミゼラブル』に出演したことで、より強くそう思いました。大好きな友人なので、自分も同じ場所に立ちたいし、追いつきたい。心に新たな火を灯してくれました。

すぐには難しいと思いますけど、大きな舞台に立てるように、まずは来年へ向かって真摯にお仕事と向き合っていきたいです。稽古場では、またイジられるかもしれないですけど(笑)。

高橋怜也撮影=山内洋枝 

◆取材・文=イワイユウ
撮影=山内洋枝 
スタイリング=齋藤良介 
ヘア&メーク=上野彩紗
衣装協力=Casper John、LION HEART、NaNoArt、THE JEAN PIERRE