10月14日(土)に放送される土曜プレミアム「世にも奇妙な物語 '17秋の特別編」(夜9:00-11:10フジ系)に、吉岡里帆が初出演・初主演することが明らかになった。吉岡は、カサギヒロシのコミック「逃走鉄馬バイソン」(小学館)3巻に収録されている読み切り漫画をドラマ化した、サイコホラー「寺島」に出演する。
吉岡の他、9月30日(土)に最終回を迎える連続テレビ小説「ひよっこ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)で個性的なキャラクターを演じている峯田和伸をはじめ、大後寿々花、福田温子も登場する。
連続テレビ小説「あさが来た」(2015~2016年、NHK総合ほか)に出演したことをきっかけにブレークした吉岡は、最近でも日曜劇場「ごめん、愛してる」(TBS系)でヒロインを務めるなど、現在最も注目される若手女優の一人。
清らかなイメージのある吉岡だが、「世にも―」のサイコスリラー作品でどのような演技を見せるのか注目だ。
漫画家・山崎(峯田)は初連載が決定したものの、アシスタントがやめてしまい困っていた。そんな中、編集者・江田(福田)からの紹介で、アシスタントの寺島ひな(吉岡)が山崎のもとに現れる。
漫画原稿の下書きが思うようにいかない山崎は、作業を進める寺島の美しい横顔が目に留まり、寺島の顔をスケッチブックに描き始める。恥ずかしがる寺島をよそに、スケッチを続ける山崎は、小学生の頃の友人・小林摩子(大後)について語り始める。
番組では「寺島」のほか、岩田剛典が出演する「運命探知機」など長編4本に加えて短編も多数放送。
吉岡は、番組への出演に「『世にも奇妙な物語』は私にとって特別なドラマで、録画しておいてほしいのに録画できなくて何回も悲しい思いをしたことがあります。それくらい放送を楽しみにしているドラマでした」と思い出を振り返り、「『世にも奇妙な物語』だからこそできる作品がたくさんあると思います。そんな作品の一つに携われることがうれしいです」と意欲を見せた。
また、作品の見どころを「何げない会話や表情、目配せなど、ワンシーンごとにいろいろな伏線があるので、その伏線を感じ取ってもらいたいですね。ラストのシーンをど真ん中で受け止めてもらうためには、始まった瞬間から最後まで目を離さないで見てほしいんです。すべてのシーンに意味があるので、そこを楽しんで見ていただきたいです」と語る。
最後に視聴者に向けて「私が子供の頃に見た『世にも奇妙な物語』は、良い意味でトラウマになっています。『寺島』という作品は、半年かけて一作品を作るチームが10年間温めてきた思いの詰まった作品です。この作品が生み出すトラウマを受け取ってください!」とアピール。
フジテレビ編成企画・狩野雄太氏は「原作を読んだ時に衝撃を受けました。原作はコミックスならではのラストですが、映像化した時にどのように表現されるのかをぜひご覧いただきたいです。
また、吉岡里帆さん史上、最も衝撃的な演技を繰り広げていただけると思っております。それを受ける峯田和伸さんの演技もご注目ください」とメッセージを送った。
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