海外ドラマ初吹き替えに挑戦した高橋一生「36歳は通過点。今は全てが楽しい」

2017/10/01 17:00 配信

芸能一般

同じ誕生日の36歳の男女が“人生の壁”を乗り越えようとする姿を描く海外ドラマ「THIS IS US 36歳、これから」(NHK総合)が10月1日(日)からスタート。高橋一生は、人気コメディードラマに出演しながらもその役に嫌気が差す俳優・ケビン(ジャスティン・ハートリー)の声を担当。

国は違えど、登場人物たちの悩みは共感できる

「第1話を拝見して、とても感銘を受けました。登場人物たちの悩みは、家族の問題だったり個人として社会に関わっていくときに直面する問題だったりと、日本とあまり変わらない。国は違えど、同じような悩みを持ったり葛藤しているんだと共感でき、感動しました」

高橋は、15歳のときにアニメーション映画「耳をすませば」('95年)の主要キャラクターの声を担当しているが、海外ドラマの吹き替えは初。

「俳優さんの芝居に声をあてるのは初めてのことなので、どうやっていけばいいのだろうと思いました。アニメとは違い、アフレコ収録のときに実際の役者さんの声が聞こえてくるんです。ケビンを演じているジャスティンさんの声は少し高めなので、いつもの自分の声より少し高めに出しています」

高橋は演じる役ごとに発声や声の音程を微妙に変えて演じている。

「ありがたいことに“声が魅力的”と言っていただくのですが、実はそんなに自分の声に対して執着を持っていなくて…。役の一部であって、“声が武器”とは思わないようにしています。今回は自分の体を動かせるわけではないので不思議な感じでした。ただ、どんなお芝居をするときも見ている方が違和感を持たないように演じようと思っているので、その気持ちは今回も同じです」

芝居をするときは迷ってはいけない

高橋演じるケビンは、シットコムに出演中の中堅俳優。自分のやりたい役とのギャップや“俳優としてのプライド”を守るために悩んでいる。

「彼はとても人間らしくて、不器用ながらも誠実さを感じるキャラクターです。彼なりに自分の心に正直に生きている素直な人間だと思います。ただ、僕は彼のように悩みながら役を演じることはないです。というのも、芝居って自分一人でどうにかなっていくものではなく、周りの方たちと協力し合ってつくり上げていくものだと思っているので。俳優の仕事は脚本があって、演出する監督やスタッフがいて初めて成り立つものです。いただけた役にどれだけ誠実に立ち向かっていけるか?ということが大前提として求められる職業なんだと思います。そうなると、“俳優としてのプライド”はいらないんです。言うなら、“プライドを持たない”ってことが一番大事で守るべきものなのではないでしょうか。僕は芝居をするときは迷ってはいけない、と思っていて。演じるまでは悩んでいても、やるからには自分で納得してから演じなければいけないと思っているんです」

主人公のケビンを含め36歳という年齢は、仕事の置かれている状況や家庭などで自分を振り返り考える年ごろ。高橋も現在36歳だが…。

「僕にとって36歳は通過点です。20代のころより、任せていただける仕事の密度が高くなり、奥行きが出てきたと実感しています。それに対応できる自分でいなきゃいけないと感じます。実は僕、若いころは35歳くらいで死ぬと漠然と思っていたんです。けれど、意外と生きていて(笑)。今は全てが楽しいです。経験に基づいて自分ができることが分かってきて、変なカロリーの使い方もしなくなり、全体的にフットワークが軽くなってきているような気がします」

「THIS IS US 36歳、これから」
10月1日(日)スタート
毎週日夜11.00-11.45 NHK総合で放送

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