菜々緒が主演を務める金曜ナイトドラマ「無能の鷹」(毎週金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)の第7話が、11月22日に放送。自分が“普通”過ぎてつまらない人間だから妻が浮気したと思い込んだ鳩山(井浦新)が、鷹野(菜々緒)と行動を共にするうちに“鷹野化”する姿に、「楽しそうすぎるw」など視聴者から多くの声が寄せられた。(以下、ネタバレを含みます)
本作は、女性コミック誌「Kiss」(講談社)で連載中のはんざき朝未による同名コミックを実写ドラマ化した超・脱力系お仕事コメディー。脚本は、数々の人気ドラマを手掛ける根本ノンジが担当している。
テレビ朝日ドラマ初主演を務める菜々緒が演じるのは、スマートな身のこなしに落ち着いた声、自信に満ちあふれているのに謙虚な立ち振る舞い、どこからどう見ても中堅エース級の風格を備えていて、超有能そうな見た目なのに実は衝撃的に無能な鷹野ツメ子。
ほか、鷹野と同期の新入社員・鶸田道人役を塩野瑛久、鶸田の指導係の営業部中堅社員・雉谷耕太役を工藤阿須加、営業部の中堅社員・鵜飼朱音役をさとうほなみ、営業部の部長・朱雀又一郎役を高橋克実、鷹野の指導係の営業部ベテラン社員・鳩山樹役を井浦、開発部の変人エンジニア・鵙尾弓役を土居志央梨、開発部の部長・鴫石郁役を安藤玉恵が務める。
ある日、TALON営業部では鳩山、雉谷、鵜飼が何やら“むむむ顔”になっていた。それには理由があり、鳩山は最近忙しく外泊の多い妻・美沙(真飛聖)の浮気を疑い、雉谷は彼女が勝手に結婚式場を予約して困惑、鵜飼は社内恋愛中の開発部・鵤(宮尾俊太郎)との結婚運を占うも結果が芳しくなくて落ち込んでいたからだ。
それぞれが「恋愛事情」で深く悩みこむ中、心の底から誰かを愛したことのない鶸田は、「なぜ人は、人を好きになるのだろうか？」と思いを馳せる。
鳩山は、妻が不倫をした理由は「自分が“普通”過ぎてツマラナイから」だと思い込み、自由に生きる鷹野に自分の教育係を依頼する。さらに、鵙尾からは「AI(人工知能)にランダムな行動プランを提示してもらってはどうか」というアドバイスを受け、スマホのAIアプリの提案どおり、鷹野と共に渋谷のギャルカフェを訪れる。
その後も鷹野と熱波サウナ、編み物カフェ、特撮映画のエキストラ、サバゲ―、パラグライダーに挑戦した鳩山。すると1カ月後、なんと鳩山は“鷹野化”してしまう。
そんな中、鶸田が仕事で重大なミスを冒す。謝罪をするために取引先に受かった鶸田、鷹野、鳩山だが、老舗和菓子店のワンマン社長・小豆沢(梅沢昌代)の逆鱗(げきりん)に触れてしまう。ところが、鷹野がいつものように奇跡を巻き起こすのだった。
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