『江戸川乱歩の美女シリーズ』最終作…杉本彩が妖艶な美女役として登場 「みだらな喪服の美女」のあらすじと見どころに迫る
「宝石の美女」とは違う視点で物語が展開していく“美女シリーズ”最後の作品
本作は20年近く続いた「美女シリーズ」最後の作品で、江戸川乱歩の原作『白髪鬼』をベースにしている。そして同シリーズにおいて、『白髪鬼』を原作に置いたのは2回目となる。
1回目にあたるシリーズ7作目「宝石の美女」は里見を中心に描かれており、彼の人生や視点にフォーカスが当てられていた。それに対し本作は、明智が事件の真相を追い求める様子を中心に描かれている。同じ原作ながらも演出を明確に差別化したことで、新たな見どころや作風を獲得している。
また、シリーズ最後の美女役・杉本彩の存在感も大きい。歴代の美女は大人しく儚いイメージを持つキャラクターが多かったが、杉本演じる瑠璃子は美しくも強欲で、ときに俗っぽい言葉を発することも。明智がとよと接触した後、とよが邪魔になった川村は瑠璃子に「とよを始末した」と告げる。そんな川村を抱きしめて「よしよし、いい子だ」とささやきかける瑠璃子の眼には、底しれぬしたたかさが宿る――。
物語はクライマックスまで長く愛され続けた「美女シリーズ」らしさを追求しており、まさにフィナーレを飾るにふさわしい逸品といえるだろう。
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