1984年から1986年にかけてアメリカで放送されたドラマ「超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ」。主人公・ホークが秘密裏に開発された戦闘ヘリ“エアーウルフ”に乗り込み、さまざまな事件に挑んでいく本作のシーズン2を、BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて12月1日(日)夜10時より毎週日曜に放送する。本記事では、シーズン2の第1話のあらすじや見どころについて紹介していく。
極秘裏に開発された史上最強の武装ヘリ“エアーウルフ”を駆り、主人公の天才パイロットが巨悪に敢然と立ち向かう姿を描く本作。本物のヘリを使ったアクションシーンが見どころだが、シーズン2では手に汗握るバトルがさらにスケールアップし、より厚みを増した群像劇が展開していく。
CIA(アメリカ中央情報局)が莫大な費用を投じて開発したエアーウルフは、自動戦闘学習システムや弾丸を跳ね除けるほど丈夫な装甲、高性能なレーダーといった設備、そして40ミリのキャノン砲や長距離空対空ミサイルなどの武器を搭載した超音速飛行ヘリだ。
まさに“男のロマン”のような超高性能期待を駆り巨悪に挑んでいくのは、ベトナム戦争の際にヘリパイロットの精鋭として活躍した経歴を持つストリングフェロー・ホーク(ジャン=マイケル・ヴィンセント)。シーズン1でもその華麗な操縦テクニックで幾多のピンチを潜り抜け、強敵を次々と退けていった。
そんなホークを支えるのは、陽気な相棒・ドミニク(アーネスト・ボーグナイン)、CIA特別作戦部長のアークエンジェル(アレックス・コード)ら個性的な面々。そしてシーズン2からはチームで紅一点となるケイトリン(ジーン・ブルース・スコット)が登場する。シーズン2では、彼女とホークたちとの出会い、仲間に加わってからの多彩なエピソードが描かれる。
ある日ホークは、かつて戦場で命を救ってくれたジミーの友人という男から、“テキサス州ホープ郡の拘置所からジミーが脱走しメキシコへ向かっている”という連絡を受ける。その男はジミーの依頼でホークに連絡を寄こしたようで、ホークはジミーを助けるためドミニクとともにエアーウルフに乗り込み、さっそくホープ郡へと飛び立った。
2人が到着したのは、電気フェンスに囲まれた小さな町。町のバーでは、テキサス・ハイウェイ・パトロールの副保安官・ケイトリンと、ホープ郡警察のボーガン保安官が何やら揉めていた。その後、ボーガンの仲間に襲われそうになったケイトリンを偶然通りかかったホークが助けたことをきっかけに2人は知り合いになる。そしてホークは彼女にジミー探しの協力を求めるが、ケイトリンはボーガンに捕らえられてしまうのだった。
実はこの町では、ボーガン保安官がよそ者を犯罪者に仕立て上げ逮捕し、狩猟クラブに引き渡して客に“獲物”として追わせる“人間狩り”をさせていたのだった。こうしてホークはケイトリンを助けるため、再びエアーウルフに乗り込む――。
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