朱梨は、堀之内が10年前まで科警研の捜査支援研究室に務めていたと話したときに見た“後悔”の感情から、警察を辞めた理由にヒントがあるのではないかと、経歴を調べる。そして堀之内のゼミ生・門倉凪咲(野内まる)と会い、堀之内が担当していたある殺人事件について話し出す。
それは堀之内が最後にプロファイリングを担当した殺人事件で、警察は1人目の被害者が出た時点で犯人に目星をつけていた。しかし堀之内が別の人物が犯人であると分析した結果、2人目の被害者が出てしまっていた。門倉は、2人目の被害者となった女性の娘だったのだ。
事件当日、門倉は付きまとわれていた稲垣を拒んでいたところ、稲垣が階段から落ちてしまった。瀕死の状態だった稲垣を見た堀之内は、門倉の関与を隠すため、30年前の事件を模倣して殺害を実行したという。堀之内は門倉が殺人犯にならないために、瀕死の稲垣が死ぬ前に殺す必要があった。稲垣の殺人を実行したのは、10年前の償いの気持ちからだったのだ。
稲垣を殺害した堀之内の真の動機に「堀之内教授どんな気持ちで10年過ごしてたんだ…最初と最後の『私がやりました』、表情も意味も全然変わってくる全部償いの気持ちで実行してた訳か」「教授自身の贖罪の意識もあって色んな意味で生徒を庇って助けたかったのかもとか考えると切な過ぎる」「何か事情がありそうだと思ったら稲垣めっちゃクズだった…!笑。でも結果的にあそこで教授がさらに罪を重ねてしまったのは、過去の後悔やいろんな感情もあったとはいえ踏みとどまってほしかったな」などの声があがる。
さらに犯罪心理学者で殺人を犯してしまった堀之内を演じた長野に「穏やかないつもの博の笑顔と真逆のところ、ドラマで見れて大満足でした」「狂気なひろしと正義感の強いひろしが見れて良かった」「長野博さんを堀之内修教授にキャスティングしてくれたこと名案すぎるし感謝感謝……」「堀之内教授の犯罪者に対するうっとりと探究心は、長野くんのグルメに対するうっとりと探究心と通じていそうでゾクゾクしている」など、ファンから歓喜の声もあがっている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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