県庁生安課で働く大野木龍臣は、突然の辞令で「特別対策室」への部署異動を命じられた。特別対策室は、怪異としか説明のつかない事件や事故など、世間には公表できない訳ありの案件を解決するための部署だった。わけもわからないまま、手当たり次第に情報を集めていた大野木は、奇妙な骨董店の噂話を耳にして…?
真面目な公務員が怪異を視る力を持つ青年とタッグを組み、街に潜む怪異に立ち向かう「夜行堂奇譚」 (漫画・立藤灯、原作・嗣人)から、29回連載でお届け。今回は第5回となる。
前回、迷い込んだ骨董屋の店主から隻腕(せきわん)の霊能者の青年を紹介してもらった大野木。尼ヶ崎氏が行方不明になったことを説明すると彼は事情を話してくれたが…?
下に続きます
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています