業界内の人間だけが使っている“業界用語”や、他の人に知られないために仲間内だけで使っている“隠語”といったものがある。FODで配信中のドラマ「ストロベリーナイト」(2012年1月期放送)は、小説家・誉田哲也の人気ミステリー「姫川玲子シリーズ」をドラマ化した作品。ノンキャリアの成り上がり系女性刑事・姫川玲子(竹内結子)がクセ者ぞろいの刑事たちと共に悪戦苦闘しながら残忍な事件の数々を解決していく物語で、刑事たちのテンポの良い会話劇としても楽しめる。若い刑事・湯田(丸山隆平)が先輩に素朴な疑問を質問していた第7・8話を紹介する。(以下、ネタバレが含まれます)
「ストロベリーナイト」は魅力的な登場人物と、スピーディーでスリリングな展開、そして衝撃的な描写や結末が人気のドラマである。しかし、途中で展開される同僚同士の会話や、姫川と監察医務院・國奥(津川雅彦)が甘味を食べながらおしゃべりする様子など、ホッと気が休まるシーンもある。今回FODでは連続ドラマ版の第1話が12月7日(土)まで無料公開されているほか、全話を順次無料配信している。
第7話は「悪しき実」。暴力団組長が射殺され、特別捜査本部が設置された。姫川は大きなヤマを担当したかったが、捜査十係係長の今泉(高嶋政宏)から國奥の所に行くよう指示される。自殺か他殺か判断できない遺体が運ばれてきたという。通報者は死んだ男と同居していた女だと思われたが、通報後に姿を消していた。玲子は同居人の女が事件のカギを握っていると思い、部下に女の身元を洗うよう命じる。
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