BE:FIRSTやMAZZELなどの一流アーティストが所属するレーベル・BMSGと、ラッパーでシンガーのちゃんみながタッグを組み、まったく新しい形のガールズグループを誕生させるオーディション番組「No No Girls」(YouTube、完全版はHuluにて配信中)。本記事では、第4次審査へ進出する候補生が決まる第3話~第4話の内容と見どころについて紹介していく。
身長、体重、年齢不問…“No”を突き付けられたガールズたちをちゃんみながプロデュース
ちゃんみながプロデューサーを務めるガールズグループオーディション「No No Girls」。「身長、体重、年齢はいりません。ただ、あなたの声と人生を見せてください」という前代未聞のメッセージから始まった本プロジェクトには、日本やアメリカなど世界から7000通を超える応募が集まった。
ちゃんみなは、自身の見た目や声に“No”を突き付けられ、ガールズグループとしてデビューできなかった過去を持つ。本プロジェクトでは書類審査や対面審査を通過した30人の候補者が集結。彼女たちもちゃんみなのように、他人から、あるいは自分自身に“No”を突き付けてきた。“才能を殺さないために”というBMSGのビジョンのもと、彼女たちを世界で活躍できるガールズグループへと導いていく過程が描かれる。
3次審査通過者発表で語られたちゃんみなの想い…第3話&第4話
第3話では、引き続きチームごとに課題曲を披露する3次審査の様子が配信された。椎名林檎の「本能」を課題曲に与えられたDチーム。優れた歌唱力を持ち、予選でもちゃんみなからマークされていたREIは、ダンスが課題のようで“チームの足を引っ張らないか心配”と話す。また絶対音感を持ち、予選時にちゃんみなから「きれいな歌声」と評価を得たSAYAKAは、“覚えなきゃいけないという気持ちでいっぱいになった”と涙を流す。
そんな時、支えてくれたのは底抜けに明るいチームメイトたち。特にKOHARUはチームに良い雰囲気をもたらし、頼れる存在として支柱になっている。しかしそんなKOHARUも、人知れず周囲からのプレッシャーに苦しんでいた。彼女たちは自信のなさを乗り越え、全員が自分らしいパフォーマンスを披露できるのか…後半のパフォーマンスシーンは見どころの一つとなっている。
また同話では、ちゃんみなが合宿後に候補生全員を連れて食事会を開催。合宿では忙しくお互いを深く知る時間がなかった候補生たちが少女のようにはしゃいだり、ちゃんみなに面と向かって悩み相談をするシーンからは、彼女たちの“本当の姿”が垣間見える。
そして第4話では、張り詰める空気の中、ついにちゃんみなとSKY-HIから4次審査に進む候補生が発表される。候補生ひとり一人に的確なアドバイスを送り、合否を伝えていくちゃんみな。中には落選してしまう候補生もいたが、「自分が思う自分を具体的に体現できるようになってほしい」などと声をかけ、決して“No”を突き付けることなく、優しく背中を押す姿は非常に感動的だ。またちゃんみなの言葉をしっかり受け止め、次の道へ進んでいこうと意気込みを語る候補生たちにもぜひ注目したい。