祥吾と離婚できるはずだったが…
一方、樺島によって祥吾の元に届けられた愛生と愁人(=ライオン)。祥吾からの提案で離婚することを条件に、一時的に戻ってきたのだった。離婚をする前に、もう一度家族で過ごす時間がほしいという祥吾は、手をあげたことに対して頭を下げる。
離婚して愁人と二人で生きていけることに安堵していた愛生。しかし祥吾は「愁人の親権を譲ってほしい、そうでなければ離婚しない」と言い出し、これを拒否した愛生は祥吾によって縛られ、監禁されてしまう。手足の自由が利かない中、力を振り絞って柚留木に連絡をする愛生。
愛生からの着信を確認した柚留木は、愛生と愁人の身に危険を感じて洸人を呼び出す。その頃、橘建設の発表会見が開かれており、祥吾が登壇するタイミングを見計らって愛生と愁人を救出しようとしていた。しかし洸人が橘家を訪ねると、祥吾が現れる。祥吾は体調不良を理由に会見を欠席していたのだ。洸人は、愛生と愁人を迎えに来たと説得を試みるが「愁人は僕の子なんだ」と突っぱねられてしまう。
美路人の元に戻ってきた洸人は、ライオンを救い出せなかった自分にふがいなさを感じていた。涙を流し、「駄目なお兄ちゃんでごめん」と謝る洸人と洸人の肩をさする美路人。そんな中、美路人は断っていた仕事のオファーを受ける決心をするのだった。
愛生とライオンが連れ去られ、危険な展開となった第9話。視聴者からは「しんどい」「最悪な展開になってる」「あったかーい切ない気持ちになる」「良い方向に向かうといいな〜」「そう簡単にライオン手放さないとは思ってたけど酷い」「本当に辛い」「早く幸せになって」といった投稿が相次ぎ、Xではトレンド入りを果たした。
◆文=ザテレビジョンドラマ部