ＢＳテレ東が7日間連続でみんなに愛される歌謡曲を特集する「ＢＳテレ東歌謡ナイト2024」。2024年も12月2日からスタートしていた同特集について、そのトリを飾る「歌怪獣！島津亜矢 心に響く歌声」が12月8日(日)夜6時55分より放送される。演歌歌手でありながら、幅広いジャンルの曲を歌いあげることで知られる“歌怪獣”島津亜矢。同番組ではそんな島津が歌唱力をフルに活かし、2時間にわたってさまざまなヒットソングを熱唱する。
J-POPだけでなく洋楽まで幅広くカバーする歌怪獣
演歌に限らずJ-POP、歌謡曲、洋楽まで自分色に歌い上げる島津。力強く、かつ艶にあふれた歌声は、ジャンルをまたいでの歌唱にまったく違和感を持たせない。「歌怪獣！島津亜矢 心に響く歌声」では全21曲にもおよぶ多種多様なジャンルの楽曲を、スペシャルゲストとのコラボレーションも交えながら披露していく。
歌のラインナップはすでに番組公式サイトにて明かされているが、振り返ってみてもかなりの混成ジャンルに驚きを禁じ得ない。昨今話題をさらったYOASOBI「夜に駆ける」、Ado「新時代」といった新しい歌に始まり、セリーヌ・ディオンの「TO LOVE YOU MORE」、山口百恵「さよならの向う側」、もちろん得意とする山本譲二「みちのくひとり旅」や美空ひばり「津軽のふるさと」といった演歌・歌謡曲もラインナップされている。
番組が始まると、まず一発目から“歌怪獣”の面目躍如たるパワフルな歌声を響かせる島津。そしてオープニングを経て、テレ東アナウンサー・繁田美貴から改めて「歌怪獣こと、島津亜矢さんです」と紹介が。いまや引っ張りだこ状態の人気者である島津だが、第一声は「よろしくお願いします。ホントにありがとうございます…」と非常に謙虚だ。
“歌怪獣”というニックネームも大いに広まったことから、コンサートでも「歌怪獣襲来ツアー」などと名付けて興行していると明かす島津。ただやはり歌に臨む際は、「なんかちょっと落ち着かない」と“あるこだわり”を明らかにする。
ゲストを招いての貴重なトークも見逃せない
同番組では島津が歌を歌うだけでなく、各業界からゲストを招いてコラボレーションを果たす特別企画も実施。ヴァイオリニストの廣津留すみれ、お笑い芸人でありながらミュージシャンでもあるマキタスポーツ、俳優の城田優が、それぞれ島津との異色コラボレーションを果たす。
曲に入る前には島津とゲストにそれぞれコメントをもらうのだが、やはり目立つのは島津の歌唱力に心酔している…という言葉。“歌怪獣”の名付け親でもあるというマキタスポーツは、オリジナル楽曲「歌うまい歌」でデュエットしたあとに同楽曲の誕生秘話を明らかにする。島津に「歌詞のことは一切考えないでください！」と言いつけたという、異色すぎるオモシロソングに注目だ。
さらにマキタスポーツは、島津に“歌怪獣”と名付けた経緯も話していく。初めて島津の歌を聞いたときの衝撃を「持ってためざしとか落としましたもん」と独特の表現で言い表しつつ、魅力あふれる島津の歌について独自の分析を披露した。
また続くゲストである城田は、自身が演出・プロデュースを手掛けた音楽ショー「TOKYO〜the city of music and love〜」に島津を招いた経緯を明かす。同ショーのコンセプトについて、「有名・無名にかかわらず、どんな好みの方だったとしてもなんの文句も言えない歌唱力・表現力を持った方たちを揃えて、最高のショーを作ろう」だったという城田。一番最初に名前が思い浮かんだのが島津だったと語り、なんとか島津に参加してもらえる道筋を作るべく奔走したという。
「語れば語るほど嘘くさくなっちゃって申し訳ない」と自虐するほど島津の歌声を信奉している城田。「あと30分話したいんですけど」と止まらないようすの城田に対し、島津は「ビックリしました」という城田への印象を語る。
さらに番組後半では、島津が憧れた歌手の名曲にチャレンジ。ある楽曲にまつわるエピソードでは、関係する大物ゲストからのメッセージが届く。「これからの演歌界、よろしく頼むよ」という憧れの大先輩から贈られた力強いエールに、島津の顔がほころぶ。
圧巻の歌声だけでなく、合間にも貴重なエピソードトークが聞ける「歌怪獣！島津亜矢 心に響く歌声」。心震わせる島津の歌をたっぷり2時間楽しめる同番組は、ＢＳテレ東にて12月8日(日)夜6時55分から放送となる。
