<あのクズ>奈緒&玉森裕太の魅力をドラマPが熱弁、“名当て馬” 小関裕太演じる大葉の今後にも言及「最終話で“救い”はあります」
奈緒が主演を務める火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)が現在放送中。王道のラブコメ要素に加え、本格的なボクシングシーンを織り交ぜた新感覚の“火ドラ”として話題の本作だが、12月10日(火)に最終回を迎える。このたび、WEBザテレビジョンでは、プロデューサーの戸村光来氏にインタビューを実施。キャラクターを作る上で意識したことや、キャスト陣の魅力、そして胸キュンシーンの裏側などについてたっぷりと語ってくれた。
完全オリジナルで描くガチンコボクシングラブコメディー
結婚式当日に彼氏に逃げられてしまった主人公が、人生どん底のタイミングで金髪の謎の男に出会い、彼との出会いをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」と自分を変えるためボクシングを始める。同ドラマは、恋もボクシングも本気で向き合う姿をオリジナル脚本で描くガチンコボクシングラブコメディー。
奈緒は、ひょんなことがきっかけでプロボクサーを目指すアラサー女子・佐藤ほこ美を、玉森裕太(Kis-My-Ft2)は、昼はカメラマンとして働き、夜はバーテンダーのアルバイトをしている金髪の謎の男性・葛谷海里を演じている。
また、ボクシングジムのトレーナーをしている羽根木ゆい役で岡崎紗絵、ほこ美と同じ市役所に務めるエリート公務員・大葉奏斗役で小関裕太、海里と同じ部屋に住むルームメイトで、カメラマンアシスタントを務める相澤悟役で倉悠貴、ほこ美と同じ市役所で働く同期・新田撫役で玉井詩織(ももいろクローバーZ)らが出演している。
「“かっこいい女性”が主人公のドラマを作りたいと思った」
――従来のラブストーリーですと、男性ボクサーの彼をヒロインが応援するという展開になりがちかと思いますが、今作ではほこ美がプロボクサーを目指すという点が令和らしいラブコメだなと感じました。
まさにおっしゃる通りで、女性が応援をするという展開はいろんな作品で描かれていますし、何より、“かっこいい女性”が主人公のドラマを作りたいと思い、今回のストーリーを社内に提案をしたところ「新しいところに挑戦してみたらどうか」との声をもらいました。
それに加えて、男性ボクシングだと “友情”や“勝利”といった部分をメインに描いているイメージがあって。過酷な練習だったり、自らを追い込んでいくシーンが多くなりがちですが、実際にボクシングをしている方に取材をしてみると、実はそんなことなくて。
“女性ボクシング”を中心にもってくることで、“家族”や“周りの支え”をメインに、それに加えて、強くなる中でもちゃんと恋愛をしていくストーリーというのは今まで見たことないですし、面白いなと思い、挑戦してみることにしました。