栗山「うそでもいいから自分の書いた記事で誰かを救いたいなぁって」
栗山は石上に、藤井の記事を出さない代わりに、Qrosの女と瓜二つのニューハーフキャバクラ嬢・ミク(黎架/二役)を事務所からQrosの女として本格的にデビューさせないかと持ちかけて交渉。後日、ミクは芸能界デビューする。
栗山はIT企業に就職した真澄に会う。真澄は栗山に礼を言い、栗山は「一般人の人生、謳歌しろよ」と告げる。
自宅で志穂が栗山を心配していたことを話すと、栗山は「俺みたいなクソでも、いっぺんくらいうそでもいいから自分の書いた記事で誰かを救いたいなぁって。それが巡り巡って自分の贖罪になればいいなって…」と言う。
すると、志穂は「なったんじゃない?だって最近お兄ちゃん吐かなくなったじゃん。あれ?お気付きでなかった?これはまた余計なことを申しました、失敬!」とおどけてみせるのだった。
救うことで栗山自身も救われたように感じられる最終話で、安堵感が胸に広がった。SNSでは「SNS時代にいるからこその生きづらさを表現したドラマだった」「面白くて切なくてでも最高のドラマだった」「色々考える事もあり最後までとても面白かった」「栗山さんに幸あれ!」とコメントが寄せられた。
◆構成・文=牧島史佳
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