<あの夜を許してやりたいんだ>小関裕太“大葉”、こめかみに銃口を突きつけ「本当のクズは僕だ」…最終話がTVerで配信
奈緒が主演を務める火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS系)。その完全オリジナルサイドストーリー「あの夜を許してやりたいんだ」の第5話(最終話)が民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて配信開始となった。
“スナック明美”を舞台にしたワンシチュエーション・ラブコメディ
「あのクズを殴ってやりたいんだ」のサイドストーリー「あの夜を許してやりたいんだ」は、本編にも登場する佐藤ほこ美(奈緒)の実家「スナック明美」を舞台に、大葉奏斗(小関裕太)、新田撫(玉井詩織)、小島俊(浅野竣哉)、ほこ美の妹・さや美(鳴海唯)が腹を探り合うワンシチュエーション・ラブコメディ。
本編では秘められている登場人物たちの赤裸々な本音、悩み、葛藤、そして成長する姿が描かれる。
第5話「Life is Beautiful」見どころ(※以下ネタバレを含みます)
4人それぞれの思惑が絡み合いつつも交流を深め、ようやく心を開いたかと思った矢先、カウンターから拳銃が見つかる。
偽物だと思いきや、さや美曰く、母・明美の元カレに“怖い系”の人がおり、その男から護身用にもらったものだと言う。4人に緊張が走る中、大葉は安全とみんなの笑顔を守るのが自分の役目だと、拳銃を「道端で拾ったもの」として警察に届けようとする。
しかし何を思ったか、突然小島が拳銃を奪い、自身のこめかみに銃口を向ける。3人は小島を落ち着かせようとするも、小島は「僕、社会人になって、生きているのか死んでいるのか分からないんです」と叫びながら、ひとりでにロシアンルーレットを始める。結果は空撃ち、「僕は生きてる!」と狂気的に笑う小島に対して、「二度とこんなバカなマネをするな!」と大葉は激怒するのだった。
拳銃をポケットにしまって出て行こうとする大葉、事態は一件落着に見えた。しかし、再度小島が大葉を挑発する。「あんたはその拳銃の引き金に手をかけている。一人になった瞬間、僕と同じことをして『生きてる』って実感するんだ!」。大葉がポケットから引き揚げた右手は、確かに拳銃の引き金に指をかけていた。観念した彼もまた、自身のこめかみに銃口を突きつける。
「本当のクズは僕だ。好きな女がどこぞの金髪にとられても執着もなければ、憎しみに支配されることもなかった!ただ長いものに巻かれて役所勤めして、習慣と妥協で一日を埋める!どんな理不尽にも作り笑いで受け流して、自分の本当の顔が思い出せない!こんな安っぽい魂を生かしておいて、今さら何になる?」大葉は魂の叫びをあげ、ついその引き金を引き……。
その後、ラストに向けて急展開に。サンバ隊とともに4人が祝祭を上げる。果たして4人は無事に朝を迎えることができるのか。
SMM itaku (music)
発売日: 2024/12/04