大垣共立銀行独自のサークル「スマイル倶楽部」の会員を対象に、人気歌手がさまざまな歌を披露するイベント「OKBank スマイル歌謡祭 人生おうえん歌〜心に響くあの歌この歌〜」が22日、愛知・中京大学文化市民会館プルニエホールで開催され、五月みどり、錦野旦、菅原洋一、姿憲子、伊藤咲子、石原詢子が出演した。
同イベントは、テレビ愛知が主催、大垣共立銀行が特別協賛し、「スマイル倶楽部」の会員の中から約1000人限定で観客を募り、開催された。昭和を代表する懐かしい歌を中心に、おのおのの歌手が持ち歌を披露する「ヒットパレード」や、当日客席から選ばれた希望者が出演者と共演できる「デュエット」などのコーナーが設けられ、互いにコミュニケーションを図りながら会場全体で昔を懐かしむ時間を共有することが目的とされている。
イベントでは、ベストセラー「童謡の謎」の著者・合田道人が司会を務め、出演者らが終戦直前のヒット曲「リンゴの唄」を盛大に合唱し、幕を開けた。明るい曲調に、客席からは自然と手拍子が起こり、一気に華やかな雰囲気となった。
その後、ステージは「ヒットパレード」へと進み、「ことしは単独のオペラ・コンサートを開きたい」と意気込む五月が「一週間に十日来い」を熱唱。一方、錦野はパワーみなぎる新曲「情熱のスタア・ディスコ」で会場を沸かせた。また、「ことしはお嫁に行きたい」と明かした伊藤は「木枯しの二人」をしっとりと歌い、姿はドラマ主題歌に起用され話題となったデビュー曲「姿三四郎」を力強く披露した。
続いて行われた「デュエット」では、観客がステージへ上がり、「東京ナイト・クラブ」などの名曲を出演者とデュエット。中でも、菅原はデュエットした女性と意気投合。2人の仲むつまじい姿に合田が思わずツッコミを入れ、会場から笑いが起こる一幕もあった。また、出演者と観客全員で坂本九のヒット曲「上を向いて歩こう」を合唱する場面では、迫力とともに温かみが伝わる歌声が響き渡り、会場は一体感に包まれた。
ステージが後半に差し掛かると、出演者は再び「ヒットパレード」を披露。錦野がステージを降り、観客と握手をしながら自身の代表曲「空に太陽がある限り」を歌うと、客席からは大きな歓声が上がった。
最後は、'62年に橋幸夫と吉永小百合のデュエットソングとして作曲家・吉田正によって作られた「いつでも夢を」を出演者らが熱唱。約2時間のステージは、観客の盛大な拍手とともに幕を閉じた。
なお､同イベントの模様は､2月11日（木・祝）にテレビ愛知で放送する。
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2月11日（木・祝）昼1:50-3:05 テレビ愛知で放送
