三浦春馬「自分のキャリアでも挑戦的な役どころ」、東大卒の童貞“チェリート”役にチャレンジ
テレビ朝日系で新設された土曜ナイトドラマ枠の第1弾として放送されるドラマ「オトナ高校」(毎週土曜夜11:05-11:59)の制作発表記者会見が行われ、三浦春馬らが出席した。
同ドラマは、深刻な少子化問題に歯止めをかけるべく、政府が打ち立てた「第ニ義務教育法案」に基づく公的機関「オトナ高校」を舞台に、異性との性体験がない30歳以上の男女=“やらみそ(=ヤラないまま三十路)”たちが繰り広げる不器用なオトナたちによる学園ドラマ。
東大卒でトップバンクに勤務するエリートだが実は童貞なために、チェリートというあだ名をつけられてしまう主人公・荒木英人を演じる三浦は、「今回は自分のキャリアの中でも本当に挑戦的な役どころですし、テレビ朝日の新しい枠での挑戦的な作品なので、少しでも日本を明るくできたらいいなという“期待感”を胸に秘めて毎日、撮影に励んでいます」と、並々ならぬ決意で撮影に臨んでいるよう。
英人の上司で、同じく童貞の権田勘助をを演じる高橋克実は、「55歳で童貞とは…かなり難しい設定(笑)」と苦笑いで明かしつつ、「この作品は予告編を見てお分かりの通り、『頼むからヤラせてくれよ!』といった過激なせりふがたくさん出てくるドラマ。まだ第1話の完成版を見ていないのですが、どんなふうになっているのか早く見てみたい!」と期待を寄せる。
同じく、「オトナ高校」に入学する羽目になる不倫中の処女・園田真希を演じる黒木メイサも「この役を頂いたとき、『キャスティングの方は何を考えてるのかな!?』と思ったのですが(笑)、同級生に高橋克実さんがいるとうかがって安心しました(笑)」と笑顔を見せた。
「高校時代に戻れるとしたら?」という質問に三浦は、「もっと積極的に友人たちとパワースポットや観光スポットなどに行けたらよかったなと思うので、もし戻れるのであれば友人たちと思い出作りをしたいですね!」とにっこり。
高橋は、「ヘアワックスをつけてみたい。高校時代なら、まだつけられるので…(笑)。以上です!」と即答し、会場の笑いを誘った。
三浦たちを叱咤激励する毒舌でスパルタな担任教師・山田翔馬を演じる竜星涼は「教師を好きになってみたかった。学園ドラマ的なことをやってみたかったな」と、願望を明かした。
そして、英人たちの実は副担任で、エロ小悪魔教師の姫谷さくらを演じる松井愛莉は、あいさつから「すごく“清楚系ビッチ”な役です(笑)」と際どいワードを交えながら笑顔であいさつ。高校時代については、「もう少し勉強をしておきたかったです。特に英語ですね。今、頑張って勉強しています」と明かした。
英人たちのクラスメイトで、モテるのになぜか童貞な川本・カルロス・有を演じる夕輝壽太は「制服デートをして、甘酸っぱい青春を味わってみたいな、と思います」と打ち明けた。
一同が、願望を明かしていく中、最後に答えた黒木は「ありません。過去には戻りたくないので(笑)。前に進むのみです!」と断言し、他の出演者たちを圧倒していた。