戦後のエンターテインメント界の第一線で活躍し続けてきた黒柳徹子と家族の知られざる物語を、脚本家・大石静が昭和史とテレビ史を織り交ぜながら笑いと涙で描く。昭和初期、オペラ歌手を目指して東京で声楽を学んでいた朝(松下)は、第九演奏会の合唱員に応募。そこで楽団のコンサートマスターを務める天才バイオリニストの守綱(山本)と運命的な出会いを果たす。ところが演奏会の前夜、北海道で医院を営む父・周しゅう通つう(佐藤B作)が上京し、朝を連れ戻して見合いをさせようと乗り込んでくる。叔父の宏ひろむ(高田純次)とえつ(八木亜希子)夫妻のとりなしで、何とか演奏会に参加した朝はその夜、家に戻らず守綱の住むアパート・乃木坂上倶楽部へ赴く(第1週)。
黒柳の当時の衣装に感激した清野は「皆さんに幸せな気持ちを届けたい」と決意を新たにした。さらに足のサイズまで黒柳と同じだったことに「不思議な縁を感じました。黒柳さんの衣装を身に着けて同じ髪形をしてみたら、『あ、徹子さんがここにいる! 』とまるで一瞬憑依したような気がして。背筋がピンと伸びる思いです」。
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