1月27日に、シンガー・ソングライター、大野靖之が、新曲「ヒリヒリ」を発売。発売に伴い、都内で女性限定の記念ライブイベントを開催した。
大野はシンガー・ソングライターを目指し、高校の時から路上ライブ活動を開始。人間本来の不変のテーマを力強く、優しく表現した楽曲が教育関係者の間で話題となり、全国各地で「学校ライブ」を開催。その「学校ライブ」の功績が評価され、青年版国民栄誉賞のグランプリ・内閣総理大臣奨励賞を受賞したという異色のキャリアの持ち主だ。
新曲「ヒリヒリ」のプロモーションビデオが流れる中、大野が登場し「ヒリヒリ」のカップリング曲「Ring」を披露。曲が終わると、トータルプロデューサー・野澤孝智氏を交えトークショーを行った。そこで大野は、「学校ライブは、小学生から専門学校まで幅広くやっていて、その中でも、小学生のお客さんは大変で…。一番前列で見ている1年生が最初から最後まで僕に話し掛けてますよ(笑)。それに正直なので、つまらなかったらつまらない顔をするし、楽しかったら楽しい顔をするので、そういう面では厳しいお客さまですね。中学生(の前)は自分らしくできるところですね。僕が歌手を目指したのが中学の時だったから、そういう切り口で話をすると、リアルなので子どもたちも真剣に聞いてくれます」と学校ライブでの厳しさやうれしさを語った。
一方、野澤氏は「大野と出会ったのは2年前で、当時から学園ライブをやっていて、大野はお客さんからエネルギーをもらって自分は放出する毎日で、彼は方向性を見失って迷ってる感じだったんですね。学校ライブをやっているのに子どもたちよりお母さんたちに人気が出ちゃって。何で学生に伝わらないんだろうって一番悩んでた。けど、最高のスタッフで『ヒリヒリ』を作って大野に聴かせたらすごく気に入ってくれて、『これ歌いたいです! 』とすぐ返答してくれました」と大野との過去を振り返った。
また、「渋谷ジャック200万人の“ヒリヒリ”を癒す」というプロジェクトについて大野は「街頭で『ヒリヒリ』が流れたり、街頭の大型ビジョンにプロモーションビデオが流れます。なので、渋谷中で『ヒリヒリ』が流れているという状態なので、渋谷ジャックというプロジェクトになりました。ぜひよろしくお願いします」とPRした。
シングル「ヒリヒリ」
発売中 1000円(税込) U-CAN
※2月4日(木)まで東京・渋谷センター街にて楽曲オンエア中。また、2月2日(火)まで同じく渋谷の街頭ビジョンにてプロモーションビデオをオンエア中