俳優の成田凌が、10月12日(木)よりWEB限定公開されるキヤノンマーケティングジャパンのショートムービー「僕たちは今日、お別れします。」で主演を務めることが明らかとなった。“別れ”を迎える男女のやりとりと、その中にある「写真」にスポットを当て、「自分の人生そのものは、いつも写真とともにある」というメッセージを込めたストーリーとなっている。
成田のお相手に抜てきされたのは、雑誌やCMなどで活躍するモデルの藤野有理。劇中に使用されている写真は、実際に成田自身がカメラを使用して撮影した写真で、成田と藤野の素顔が垣間見られる2ショット写真だ。
また、楽曲にはフジファブリックの書き下ろし「かくれんぼ」が起用され、はかなげなメロディーが切ない動画の内容を、一層引き立てている。
撮影を終えた成田は「初対面の女性と急に別れるというシーンから始まる設定で非常に難しかったです。その中で、ほとんどアドリブで進めていったのですが、冒頭の『僕は甘えていたんだと思う』というナレーションを読んで、女性に甘えるタイプの人は、待つ感じなんじゃないかと思い、撮影中も彼女役の方に、会話の切り出しも含めて預ける形で進めました。
見ている方にとって、敵に見えるというか、こういう人いそうだなと思ってもらえるようにリアルさを求めたつもりです。この辺りは、監督と話をしながら一緒にゆっくり作っていきましたね」と撮影の裏側を明かした。
デートシーンについては「普段なかなか遊園地に行ったり盆栽を見たりというようなデートはできないので、純粋にとても楽しかったです」との感想も。
ショートムービーは「その頃の僕たちは、なぜか会うたびにけんかになっていた」「理由は、多分僕が悪い」という成田演じる男性の物憂げな表情からスタート。
喫茶店での会話、街を歩くときの会話、成田と藤野の切ないやりとりが続く展開。「じゃあ行くね…元気でね」と別れを告げる女性に、少し悲しそうな顔をする男性。「本当はずっと分かっていたんだ。彼女と過ごした日々は…僕の人生そのものだってことを」と振り返る男性。
写真を見返しながら大切なことに気付いた男性が、去っていく女性に「ねぇ」と声を掛けるところで、ショートムービーは幕を閉じる。
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