BSスカパー!オリジナル連続ドラマ 『アカギ』の第2弾「竜崎・矢木編/市川編」が10月13日(金)からスタートする。主人公・赤木しげる(アカギ)を演じるのは前作“鷲巣編”(2015年放送)に続き本郷奏多。原作者・福本伸行のファンという彼に、今回の続編に懸ける思いを聞いた。
――「アカギ」の続編製作が決まった時の、率直な感想を聞かせてください。
「嬉しかったですね。前作の“鷲巣篇”はほぼほぼ鷲巣邸の中で、座りっぱなしという感じでしたけど、今作ではアカギが外に行ってフラフラしてますし、市川との喫茶店での出会いとかも実写で描いたらカッコよくなるはず。麻雀を打っているだけじゃないアカギの魅力もお見せできるかなと思っています」
――前作でアカギを演じたことに対する周囲の反響はいかがでした?
「雀荘で他のお客さんから声をかけられたりする機会が増えました。あとは麻雀の対局番組に出させていただく機会もできたので、それがきっかけで『お兄ちゃんの麻雀のファンだよ』って言ってくださる方がいたり。すごいことだなと思って、それも嬉しかったです」
――今作では描かれるのは原作における“鷲巣篇”以前のエピソード。アカギを中学生時代から演じることになりますね
「アカギが持つカリスマ性って、最初の頃から固まってあるものだと思うので、若返ったということは意識しないで演じようと思っています。ただ、13歳の役を今年27歳になる僕が演じるというのは非常に衝撃ですね。セリフの中でも『歳はいくつだ?』『13…』っていうのがあるんですけど、そこが一番の僕の山場かなと思います」
――福本作品ファンの本郷さんから見て、今回の敵となる市川はどんなキャラクターですか?
「アカギが対戦した相手の中で、一番強い雀士が市川だと思っています。バランス力というか冷静さというか。鷲巣みたいに強引にねじ伏せるタイプじゃなくて、すごくクレバーで、アカギとか若い連中を上のステージから見下ろして広くて深いステージで打っていると思います」
――福本原作の作品に出演するうえで、特別意識していることはありますか?
「なるべく原作のイメージ通りに演じることを心掛けています。この作品では『アカギ』という力のある原作をお借りしている立場なので、そのままやっているだけ、とにかくモノマネをしているだけですね。もともと作品を好きだった人は、実はそれが一番見たいと思うので」
――現在はクランクイン直前、撮影現場で楽しみにしていることはありますか?
「前作の現場では、お昼を食べるスペースに卓と牌があって、出演者やスタッフとワイワイやっていたので、今回はぜひ(市川役の)鹿賀(丈史)さんとも打たせてもらいたいです。昼休みに麻雀をやっていて怒られない現場ってここだけだと思うので、ぜひ有効活用したいと思います」
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