一平「ちゃんと家族演じてるからな。すべては選挙のためだ」
そんな中、民政党の黒岩議員(橋本じゅん)の事務所を訪れた一平は、真壁にひまりのことを話す。すると、一平と真壁は、選挙のためにその状況を“利用”しつつ、不登校支援に力を入れ、小学校のPTAの親たちに食い込もうと画策し始める。
キャンプを終えた一平は真壁に「おかげさまで不登校キャンプは大成功。今回の件で姪っ子も元気になったし、PTAの保護者のなかでも存在感が増し増しです」と得意げ。「良かったな。その調子でどんどん仲間を増やしていけよ」という真壁に一平は「もちろん。ただ、不登校支援の件、区長に上手く断っておいてくれないかな」と言う。
「え?」と真壁が聞き返すと「子どもたちと向き合ってみてわかったんだけど、学校に通ってる子も偉いし、通えなくても自分なりに勉強してる子も偉い。それぞれの子どもに合わせた多様な学びの場を確保することが大事だと思ったんだ」と言う一平。「なるほどなぁ。選挙のときに政策として訴えられそうなことを言うようになってきたじゃないかよ」と真壁が感心すると一平は「ちゃんと家族演じてるからな。すべては選挙のためだ」と言うのだった。
理解があるように見える一平だが、やはり選挙に利用することしか考えていないのだろうかと胸がざわざわとなった。X(旧Twitter)では「不登校の子供達のために奮闘する一平は良い人にしか見えなかった」「軽いドラマだと思っていたのに3話では泣かされた」「一平良い人であれ」とコメントが寄せられてトレンド1位を獲得した。
◆構成・文=入江奈々




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