「日曜ワイド」がパワーアップ! 秋から新企画を続々放送
“大人たちが落ち着いてゆったりとテレビを楽しめる日曜の朝10時から、上質なエンターテインメント作品をお届けしたい”というコンセプトで、ことしの4月9日に創設された「日曜ワイド」(毎週日曜朝10:00-11:50)。
これまで「土曜ワイド劇場」から続く人気シリーズの新作やスピンオフ作品を放送されてきたが、この秋からは「日曜ワイド」発の新企画を続々放送することが分かった。
第1弾は、10月15日(日)放送の「庶務行員 多加賀主水が許さない」。銀行を舞台にした江上剛原作の傑作ミステリーを初ドラマ化、高橋克典が元フリーターという異色の経歴を持つ銀行の雑用係“庶務行員”に扮(ふん)し、組織の闇に立ち向かっていく痛快なドラマだ。
その後も、安田顕主演の「白い刑事」(10月22日)、生瀬勝久主演の「ハルさん~花嫁の父は名探偵!?」(12月放送予定)、松重豊主演「内閣情報調査室 特命調査官ハト」(放送日未定)、高島礼子主演「電卓刑事」(放送日未定)など、新企画が登場する。
「白い刑事」は、被告人の容疑を次々と晴らし“シロく”無罪にする“白い弁護士”・相良修平(安田)が、警察職員となり今度は“白い刑事”として事件の真相を暴くミステリー。
かつて弁護士時代に自らが弁護し、逆転勝訴した女性が絡んだ不可解な殺人事件の謎を、刑事として暴いていく。
また、「ハルさん~花嫁の父は名探偵!?」は、藤野恵美の人気小説「ハルさん」(創元推理文庫)を初ドラマ化。妻を亡くし、男手1つで娘を育て上げてきた人形作家の父“ハルさん”(生瀬)が、これまで娘の周囲で起きてきた数々の“事件”を振り返る、ハートウオーミングな異色ミステリー。
そして、「内閣情報調査室 特命調査官ハト」は、お人よしの電気店店主が、実は政府特命のスパイだったというストーリー。“日本版CIA”ともいわれる“内閣情報調査室の特命調査官”という裏の顔を持つ、街の電気店の店主・須波太平を松重が演じ、女性代議士が絡んだ連続殺人の謎を暴く。
「電卓刑事」は、経理課出身の女性刑事・土家千佳(高島)が、主人公。日曜の朝に、千佳が電卓片手に難事件を解決していく爽快ミステリーとなる。
ますます進化を遂げる「日曜ワイド」。さらなる新作ラインアップに期待したい。
毎週日曜朝10:00-11:50
テレビ朝日系で放送