
『ラブライブ!スーパースター!!』桜小路きな子役を演じ、同作品のスクールアイドルグループ・Liella!のメンバーとして活躍中の声優・鈴原希実。2月12日に1st写真集『届け』をリリースする彼女に影響を与えた作品や、最近気になる作品について話してもらった。
読み始めたら私が一番ハマってしまったんです
――今の鈴原さんをつくった、バイブルといえる本や写真集を教えてください。
昔からマンガ雑誌が好きで、一番多いときは月刊誌と週刊誌あわせて毎月6冊くらい読んでいたこともあったんです。その中でも特にこれがいいなというのは、少女漫画のくくりだと『君に届け』『桜蘭高校ホスト部』『俺物語!!』ですね。
――それぞれの作品の魅力を教えてください。
そもそも漫画を読み始めたのは、昔からよく遊んでいたいとこたちが漫画を読んで、全然遊んでくれないことがあって。「なんで遊んでくれないの? そんなに面白いの?」と疑いの目で読み始めたら私が一番ハマってしまったんです(笑)。
『君に届け』は、そんな漫画を好きになった頃に読んだ作品で、主人公の(黒沼)爽子ちゃんたちの友情が本当に素敵で。あと爽子ちゃんのライバル的な存在の胡桃沢梅ちゃんという子がいるんですけど、ちょっと意地悪だけどすごくかわいくて、本当はすごく健気な恋心を抱いているみたいな子にこの作品で人生で初めて出会ったんですよ。こんなにかわいらしい子がいるんだ!と衝撃を受けて、そこからこういう系統のキャラがめちゃめちゃ好きになったので、そういう意味でも思い出に残っていますね。
――では、続いて『桜蘭高校ホスト部』は?
ギャグが要素の強い作品を初めて読んだのが『桜蘭高校ホスト部』だったんですけど、ここまでつくり込まれた、確立された世界観が描かれていることにびっくりして。ストーリーもすごく面白くて、笑える話なのかなと思ったら中盤くらいから登場人物たちの葛藤も描かれて泣ける展開もすごく多くて、キャラがより魅力的に見えていったのをすごく覚えていますね。何周もしていて、いつどこで誰が何を言うか、わかるレベルで読み込んでいます。あとこの作品は新刊が出るたびに、遠方に住んでいたおばあちゃんに送ってもらっていたんですよ。当時は「来た来た」みたいな感じで受け取っていたんですけど(笑)、この結構派手なタイトルの漫画をおばあちゃんがわざわざ本屋で買って送ってくれていたことに、時が経つにつれて本当にありがたいことだったなと思って、それも含めて思い出深い作品ですね。
――そして、もうひとつは「俺物語!!」
登場人物みんなの心がすっごくやさしくて、そういう作品に出会ったのが初めてだったと思うんですよね。どうしてもイヤな感じのする敵キャラが出がちというか、そのほうが展開的にも面白くなるんですけど、この作品はとにかくやさしい世界で読んでいると心が温かくなりますし、落ち込んだときや元気が出ないときに(剛田)猛男くんのパワフルさと大和(凛子)ちゃんのやさしさを浴びると一気に浄化される感じがします。大和ちゃんはお菓子づくりが趣味なんですけど、この作品でザッハトルテという名前を覚えたのも思い出です(笑)。




















