──現在は「王様のブランチ」(TBS系)のレポーターも務められていますよね。
はい! 今年で3年目で、今のところ一番長く続けさせていただいてるお仕事です。でもまだまだ難しいことだらけですね。台本はもちろんあるんですけど、それだけだと自然なレポートにならないので、自分なりに付け足したりして。それでまた詰まっちゃって、ディレクターさんに怒られたり、もう本当、泣きながら必死でやってる感じです。
──あの弾けるような明るい笑顔の裏にはそんな苦労が…。でも臨機応変な対応力やトーク力は鍛えられそうですよね。
鍛えられてます(笑)。でも、いろんなことを体験できたり、いろんな人のお話を聞けたり、レポーターのお仕事は大好きです! ただ本音を言うと、ドラマや映画の現場レポは楽しいけど、心のどこかで苦しいんですよ。本当は私もそっち側に行きたいな…って思ってしまうので。
──つまり演技のお仕事をしたい、ということ?
そうですね。いろんなお仕事をさせていただいて、やっぱり一番夢中になれるのはお芝居だなって思っているので。でもよく「夏帆はトークだよ」って言われるんです(泣)。
──芸能界入りのきっかけも、「さんまのスーパーからくりTV」(TBS系)の街頭インタビューでモニターに映った夏帆さんを見たマネジャーさんにスカウトされたんですよね。その印象が強かったのかも?
でも、たしかにおしゃべりは大好きなんですよね。しゃべり出すと止まらないし、いらないことばっかしゃべっちゃって。だから、やっぱり私はお芝居のほうがいいと思います(笑)。…あっ、あともう一つ、苦しくなるお仕事を思い出しました! 毎年この時期はハロウィーン関係のレポートのお仕事があるんですけど、プライベートでは私、一回も仮装とかやったことなくて。街にレポートに行くと、みんな楽しそうでめちゃくちゃうらやましくなるんですよ~。だから今日の撮影は、最高にテンションが上がっちゃいました(笑)!
児玉澄子
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