伝説のストリートダンサー・VooDoo Rayが50歳の若さで死去

JAY-Z、MC Lyte、Run-D.M.C.、Mariah Careyなど数十年にわたり数々のミュージックビデオに登場するなど、伝説のダンサーでニュースクールの先駆者であるストリートダンサー・VooDoo Rayが、10月17日（火）の夜に亡くなったことがわかった。

死因は喘息発作からと噂されているが、詳細はまだ明らかにされていない。伝説のDJ PremierはDJ Tony Touchを通じて死亡したことを知ったことを明らかにしており、あまりに早い彼の死に関係者や音楽業界では衝撃が走っている。VooDoo Ray死去のニュースに多くのヒップホップレジェンド達がコメントを発表している。

VooDoo Ray プロフィール

ニューヨーク・ハーレム出身。17歳の時、Kurtis Blowのツアーダンサーになったことをきっかけにダンサーとしてのキャリアをスタートする。Mariah Carey、Will Smithの黄金期のバックダンサーとして活躍し、振付も提供。その他 2 in a Room、Foxy Brown、Lil Kim、Puff Diddy、Jay Z、Missy Elliotといった世界的トップスターと共演を重ね世界中を飛び回る。ストリートダンサーがミュージックビデオでフィーチャーされ、注目を浴びキャリアとして成功するきっかけを作った先駆者の1人とも言われており、Rich ＆ Tone、Eddie Morales、Daniel Polancoといった現在活躍する多くのトップコレオグラファーから絶大な信頼とリスペクトを集める大御所。また、Buddah Stretchと並びストリートダンス創成期のダンサーにとっても兄貴分的存在で、Mop Top / Elite Force の中で、オリジナリティあふれる洗練されたスタイルとアクロバティックな動きもこなす高い身体能力が人気な伝説のストリートダンサー。