「コウノドリ」に出演中の宮沢氷魚「父(宮沢和史)のライブを見て、この仕事に興味を持ちました」
綾野剛主演のドラマ「コウノドリ」に、新たな研修医・赤西吾郎として出演中の宮沢氷魚。「MEN’S NON-NO」モデルとして活躍する彼にとって初出演ドラマとなるが、初めてが医療ドラマと聞いた時は驚いたと言う。
初ドラマが医療ドラマと聞いて驚いた
——「コウノドリ」への出演が決まった時の気持ちは?
「ドラマ自体が初めてということもあり、医療ドラマと聞いた時は驚きました。命に関わるドラマですし、医療用語なども難しいので。でも、シーズン1を見ていて、人間の関係性などを丁寧に表現しているドラマだなと以前から感じていたので、うれしくもありました」
——医者役のための準備などは?
「撮影前に実際のNICUに行かせていただいたのですが、赤ちゃんが想像していたより小さくて衝撃を受けました。僕は弟と妹がいるので、自分なりに赤ちゃんを知っていたつもりだったんですけど、厳しい状況の中で生まれて来る赤ちゃんもいるんだということを知り、とても勉強になりましたし、いろんな感情を抱くことができたので、実際の病院を見られて本当によかったです」
——宮沢さん自身の志は高いですが、演じる吾郎は違いますよね?
「吾郎は親が産婦人科医ですが、継ぐつもりがないんです。でも、その気持ちは分からなくもないというか。僕も親と同じ仕事はしたくないと思った時期があったので、自分が経験してきた気持ちを吾郎に生かせるなと思いました。自分のことが書かれているように感じられる部分もあったので、役作り自体初めてでしたが思っていたほど苦労はしませんでした」
みやざわ・ひお='94年4月24日生まれ、アメリカ・カリフォルニア州出身。’15年に「MEN’S NON-NO専属モデルオーディション」でグランプリを受賞し、モデルデビュー。「金曜日くらい褒められたい ワタシ、アップデート」(BS朝日)にMCとして出演中
〈番組情報〉
「コウノドリ」
毎週金曜22:00-22:54
TBS系で放送