10月23日に初回放送を終えた“月9”ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(毎週月曜夜9:00-9:54フジ系※10月30日は夜9:00-10:09)。
初回放送を終えて話題を呼んだのは、政治家一家のサラブレッド・誠(高橋一生)の“裏の顔”。誠は、代々続く政治家一家で育った市政のプリンス。一方で、貸しアパートにコールガールを呼んでいるという衝撃シーンが視聴者の意表を突いた。
そんな誠の裏の顔を知る唯一の人物で、誠と体の関係を持つコールガール・莉子を演じる今田美桜にインタビューを敢行。月9初出演の感想や共演者の印象を聞いた。
――「月9初出演」に関して、喜びは大きかったですか?
めちゃくちゃ大きかったです! キャストさんもすごく豪華な方たちばかりなので、逆に申し訳ないなと思ったり…。それに恥じないように頑張ろうと思っています。
「のだめカンタービレ」(2006年フジ系)とか「ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロ~」(2009年フジ系)とか青春時代に見ていたドラマで、今でも思い出すドラマって全部“月9”ドラマというイメージです。今までずっと見てきた“月9”に自分が出られるというのがいまだに実感が沸かなくて、月曜日の夜9時に自分の映像が流れてるっていうのが想像できないです。
――今回は、コールガール役と聞いて、率直な感想は?
最初、「コールガール」という役柄だけ聞いたときは、「自分のイメージに合ってるのかな?」「もっと色気のある方じゃなくて大丈夫かな?」と思ってたんですけど、台本を読んだときに、莉子はすごくピュアな子で、抵抗なくその仕事をやっている子というのが、自然に入ってきて、私っぽく演じてみようと思えました。
――演じるに当たって、この役のために準備されたことはありますか?
思っている以上にテンションの高い、天真らんまんな女の子なので、そこは大変でした。普段の自分はそんなにテンションが高くないので(笑)。友達といるときは楽しくて自然とテンションも上がるので、友達に会うようにしていたかもしれないですね。
あと、岡崎京子先生の「pink」を読みました。主人公のユミは洋服好きで、そのために夜の仕事をしているというところが莉子ちゃんと重なったので、ユミをイメージして演じています。あと衣装の露出が多いので、あんまり食べ過ぎないように我慢してます(笑)。
――自身と性格の違う莉子を演じる上で役のスイッチはどこで入りますか?
莉子という役は自分とは正反対で、普段の私服では、黒とか白とかモノトーンな服を好んで着るんですが、今回は役のために髪の毛を毎回グリングリンに巻いて、明るい色で露出の多い衣装を着るので、そこでスイッチが入りますね。
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