
俳優、声優、YouTuberとして幅広いフィールドで活躍中の染谷俊之の魅力に迫るWEBザテレビジョンの連載「月刊染谷WEBマガジン」。毎月、深掘りインタビューを敢行し、仕事の近況からプライベートまで、事務所NGギリギリの質問をぶつけて“染様(染谷俊之の愛称)”を丸裸にします。第40回は、4月18日から始まった舞台「MANKAI STAGE『A3!』ACT3! 2025」(KAAT神奈川芸術劇場ホール)の後期について聞きました。

伝説の劇作家が遺した壮大な作品にMANKAIカンパニーが挑む
──4月13日に前期公演が終わり、休む間もなく18日から後期公演が始まりました。後期公演はどういった内容なのでしょうか?
前期のB公演でMANKAIカンパニーは初代MANKAIカンパニー(以下、初代組)とタイマンアクトを行い勝利しました。そのご褒美として、伝説の劇作家・斑鳩八角(斑鳩三角の祖父)が過去に書いた壮大なプロットを譲り受けることになります。それは起・承・転・結に分かれた4つの物語で、八角自身は初代組に演じさせて、(演劇界最高栄誉の)フルール賞を狙いたかったらしいんですが、初代組が「勝ったお前らにプロットを託す」と言ってくれて、僕らが後期のC・D公演の劇中劇でやります。さらに本編のストーリーでもいろいろなことが起こってMANKAIカンパニーが解散の危機に直面するんですが、初代組の力も借りてみんなで乗り越えていきます。
──後期から新たに登場するキャラクターはいますか?
劇団百花という、これまたすごい劇団が出てきます。主宰者は天立桂樹(あまだて けいじゅ/演:舘形比呂一)という人なんですが、フルール賞を選考する理事でもありかなりの権力者です。息子の天立 甲(かぶと/演:鮎川太陽)というキャラクターも出てくるんですが、彼もすごくて劇団の看板スターであり演出も自分でやっています。そんな劇団百花とMANKAIカンパニーがどうなっていくのかという展開です。
──前期のGOD座や初代組のように、MANKAIカンパニーと劇団百花がタイマンアクトで対決するんですか?
タイマンアクトはしないんですが、劇団百花がいろいろ絡んできます。ネタバレになっちゃうので詳しくは言えませんが、天立桂樹は春組リーダーの佐久間咲也(演:横田龍儀)が演劇を志すキッカケとなった人物です。でも実はめちゃくちゃ悪い奴で、MANKAIカンパニーに敵意を持っています。そのため八角からもらった壮大なプロットの演劇が出来なくなるようにさまざまな妨害工作をしてくるんですが、それに屈せずにMANKAIカンパニーが公演を目指していきます。その公演を劇中劇でやるんですが、とにかく壮大なプロットなのでなんと前後編に分かれています。C公演で起・承=前編、D公演で転・結=後編をやります。

春組が演じるのは謎の“とある星の民”「僕らもポカンとしました(笑)」

──C・D公演ともに劇中劇には春・夏・秋・冬組の全メンバーが出演するんですか?
原作ではC公演には(染谷が所属する)春組はリーダーの咲也以外は出ていないんですが、今回は両方ともに全メンバーが出演します。C公演の劇中劇は秋組リーダーの摂津万里(せっつ ばんり/演:水江建太)、D公演の劇中劇は佐久間咲也が主演で、春組はD公演の方が(出演の)ウェイトが大きいです。
──起・承・転・結の4つのプロットを元にした劇中劇とのことですが、どんなストーリーでしょうか?
タイトルは『LastPlanet(ラストプラネット)』。宇宙をテーマにした壮大なスペースオペラで、起・承=前編は『Origin(オリジン)』、転・結=後編の『Home(ホーム)』に分かれています。
──染谷さんの配役は?
組によって分かれていて、夏組は宇宙のトレジャーハンター、秋組は宇宙海賊、冬組は宇宙警察で、僕らの春組は“とある星の民”です。初めて知らされたとき、僕らもすぐに理解できなくて一瞬ポカンとしました(笑)。ネタバレになってしますので詳しくは言えませんが、C公演では「春組の役って何なんだろう?」という謎を残して終わります。それがD公演で明らかになっていきます。
──話せる範囲で構いませんので、その謎を少し教えてください。
(D公演の)主人公の咲也は宇宙海賊に所属しているんですが、どうやら自分には出身の星があることを知り、探すんです。その星はすでに滅んでいたんですが、同じ星の民である春組のメンバーは実はまだ生きている…というストーリーです。内容がけっこう複雑で、宇宙ならではの単語も出てくるので台本を覚えるのに苦労しました。
──後期公演の見どころなど、ファンの方にメッセージをお願いします。
春・夏・秋・冬組の全メンバーで劇中劇をやるのは、前期公演にもなかった初の試みです。これって自分でもすごいことだなと思っていて、各組ならではのカラーが出ているのでぜひ注目してください。あとは何と言っても、劇中劇のストーリーが壮大なので楽しんでもらいたいです。

































