
所ジョージがMCを務める「所さんの世田谷ベース」(毎週土曜夜10:00-10:55、BSフジ)の第436回「オレの話を聞いとくれ。」が4月12日(土)に放送された。所ジョージ的モノの考え方や閃いた遊び、世の中の楽しみ方を発信する同番組。今回は世田谷ベースのガレージで所が聞いてほしい古希祝いや、安全装置についての話題や主張がマシンガンのように展開されていった。
盛大に祝われた古希祝いで気づいてしまった年齢のこと
放送が始まると、世田谷ベースのソファに座った所が「聞いてくれ!俺の話を、俺だけの話を聞いてくれ!」と謎に熱く語りはじめる。どうやら聞いて欲しいことが多くあるようで、最初の話題は所の古希を祝った誕生日会のこと。200人・300人ほどと多くの業界人が集まり、所を祝ってくれたというのだ。なお集まった人の中で70歳となった所は、芸名の名付け親である宇崎竜童を除けば最年長だっただろうとコメント。自分も歳だと実感したと笑うのだった。
集合した大勢の仲間達とともに騒ぎ、舞台も楽しいと思えたのははじめてだったと言う所。「楽しいね、舞台もってちょっと思いましたよ」とこれまでのイメージが変わったことを語った。その後も古希祝いでの楽しい思い出を振り返りながら、幸せな時間を過ごしたという。またお馴染みのリンゴチップを作り、古希祝いの舞台へも持って行っていたようだ。
話はやがて、所が使用しているモーターで駆動する小型のチェーンソーの話題に。そのチェーンソーは作業をしている最中に安全装置が作動してしまい、度々作業が止まってしまうそう。現在は駆動してから2、3秒ほどで勝手に安全装置が作動し、モーターが停止してしまうようになってしまったと実際にスタッフの前で動かしてみせる。
チェーンソーの思わぬ動きに、「こんなチェーンソーある?」とこぼす所。普段さまざまな作業をしている所だが、安全装置を外すことまではできないと笑う。安い道具を使っているのが原因なら新しいものを買おうと思い立ち、マキタの工具を購入。しかし買ってしまってから、自宅にはチェーンソーが数多くあることに気づいたとオチをつけるのだった。
誰にとっての安全装置で、誰にとって必要なものなのか
チェーンソーの話つながりで、所は安全装置についても語り始める。「安全装置って何のためについてるのかよくわかんない!」と口を開いた所は、“子どもの安全を守るための安全装置”は必要ないと持論を展開。ライターを着火するために強い力が必要なことなどを例に挙げ、細かな1行程を挟まないと通常の使用ができないといけないことについて「いらないよそんなの」とバッサリ切り捨てる。
また車についても「運転技術がある人が運転をする」はずが、「運転技術がない人のために」という方向性になっているため「免許の役割をしていない」と鋭く指摘する所。過剰な安全装置はむしろ邪魔になってしまったり、不便になることもあると自論を展開していくのだった。
その後には、所が作っていたショットガンの話題に。複数のショットガンを作り続けている所はショットガン作りを登山にたとえ、頂上に登った後に他の山へ挑戦する人もいるが、“自分は同じ山を別のルートで登っていくのだ”と語る。つまり、同じショットガンでも別々のアプローチで作成しているのだという。
ストック改造についての詳しい説明がおこなわれると、実際に作業していた時に起きた問題や試行錯誤していたそう。設計図の一部も公開され、所が丹精込めて改造していたようすが見られる。
































