Snow Man国立ライブレポ デビュー5年でつかんだ夢の舞台

「なんともSnow Manらしいライブだった」。そう感じたのは、4月19日、20日に東京・新国立競技場で行なわれた『Snow Man 1st Stadium Live Snow World』だ。6月7日、8日に開催予定の神奈川・日産スタジアム公演を含め、総動員数は28.4万人。ド派手な演出と彼らのパフォーマンスで多くの人を魅了した19日公演をレポートする。
まずステージに現れたのは、白とピンクの衣装をまとってサングラスをかけた9人。「Crazy F-R-S-H Beat」でこの日集まった7万人を一気に引き付け、「東京、いくぞ!」という岩本照のシャウトで二手に分かれて花道を歩きながらパフォーマンスを行なっていく。この日もセンターステージ、バックステージ、スタンド席部分に作られたステージに加えて、ムービングステージやリフター、トロッコなどを使い、ファンとの距離を縮めながらパフォーマンスをしている姿が印象的だった。

青空から夕暮れへ・・・空の変化に合わせて練られた演出
そんな中、ふと空を見上げると日が暮れかかってきたタイミング。それとリンクするかのようにステージのモニターには夕暮れの映像が。その映像を背負って彼らがパフォーマンスする「SBY」は、多くのファンの胸に響いたのではないだろうか。ライブ終了後に行なわれた囲み取材では、渡辺翔太から「セットリストも日没の時間を計算して、夕暮れっぽかったらこういう曲じゃないかなって考えて。ラウールとふっかさん(深澤辰哉)が率先してかなり意見をまとめてくれた」という話しが。演出だけではなく、細部までさまざまな工夫が詰まっているというわけだ。
そんな同公演の見どころの一つといえば、マーチングだろう。ステージに一人登場した岩本は、クールにドラムパフォーマンスを披露。会場がどよめいていると、総勢70人のマーチングバンドが登場した。マーチングバンドアレンジで始まったのは、「Tic Tac Toe」。いつもとひと味違うアレンジだけでなく、途中、Snow Manがスネアドラムパフォーマンスする場面も。大いに盛り上がると「KISSIN' MY LIPS」、「LOVE TRIGGER」、「Cry out」をマーチングバンドとともにパフォーマンスしていった。途中、上手と下手に分かれた2チームでダンスバトルが行なわれたり、気合が入ったラウールが靴を脱ぎ捨ててダンスをしていたり、一秒たりとも目を話す隙がないほどであった。
Snow Manのデビューからの5年を振り返る映像でカウントダウンをすると、5周年メドレーのスタートだ。デビュー曲「D.D.」をガシガシ踊りながら披露すると、「『D.D.』踊っちゃったから体も足も、“ヘローヘロー”やで!」という向井康二の振りで「HELLO HELLO」へ。高さ20mの噴水の演出でも観客を楽しませ、「オレンジkiss」、「Dangerholic」、「君は僕のもの」をメドレーでパフォーマンスしていった。

ここで「僕たちSnow Manを国立につれてきてくれて本当にありがとう!」(阿部亮平)、「今日のライブが皆さんにとって明日の活力だったり、これからの元気の源になってくれていたら嬉しいです」(深澤)、「僕たちを支えてくれているファンの皆さん、スタッフの皆さんに心から感謝したいと思います。きれいな景色、時間を過ごさせていいただいてありがとうございました」(目黒蓮)など、一人ひとり笑顔で、そして目をうるませながら挨拶。ラストは、「ファンの皆さんに伝えたい言葉を並べた曲」という紹介で「Dear.」へ。ゴンドラに乗りながら、歌詞を丁寧に紡ぐように歌っていった。涙ぐみながらもしっかりとファンへの思いを届けた9人。最後は何度も「ありがとう」とお礼を言いながら、「奇跡だな!」と口々に言いながらステージを後にした。





















