
「DRAGON BALL」40周年を記念し、テレビアニメ全6シリーズ・劇場版全21作品を半年間にわたり毎日無料放送する「ドラゴンボール」チャンネルが、ABEMAにて開設された。40周年という歳月にも驚くが、当時を振り返りながらABEMAでコメントを見ながら視聴するのも楽しく、ゴールデンウィークは久々に「ドラゴンボール」漬けとなりそうだ。今回、改めて「ドラゴンボール」のアニメ全6シリーズと劇場版21作品を解説。「ドラゴンボール」チャンネルでの放送のほか、放送後1週間は、放送エピソードを無料視聴可能とのことなので、視聴の参考にしてほしい。
「ドラゴンボール」(1986-89)少年期の悟空が活躍するDBの原点

「DRAGON BALL」は、1984年から1995年まで「週刊少年ジャンプ」で連載された鳥山明による漫画作品で、7つすべて集めるとどんな願いもかなえられる秘宝のドラゴンボールと主人公の孫悟空を中心に、冒険やバトル、夢、仲間との友情が描かれている。テレビアニメは、1986年に第1シリーズ「ドラゴンボール」がスタート。
初代「ドラゴンボール」は、山奥で暮らす悟空がドラゴンレーダーでドラゴンボールを探す少女・ブルマと出会い、冒険の旅に出るところから始まる。主に悟空の少年期が描かれ、ドラゴンボール探しのほか、レッドリボン軍との戦いや天下一武道会でのマジュニア(ピッコロ)との戦いなど、その後のバトル展開の基盤となるストーリーが描かれている。
全体的にポップな色使いと、少年期の悟空を中心とするコミカルなやり取りが特徴で、この時期のファンも多い。全シリーズで最高視聴率となる29.5%(関東地区)を記録している。
「ドラゴンボールZ」(1989-96)超サイヤ人に覚醒 バトルの頂点を極めた世界的人気シリーズ

前作から五年後、 青年となった悟空は妻・チチとの間に息子の悟飯を授かり、平和に暮らしていた。ある日悟空の前に、宇宙より悟空の兄ラディッツが地球に現れ、悟空の出生の秘密、惑星ベジータの戦闘民族・サイヤ人としての出自が明かされる。ピッコロとともにラディッツを倒した悟空だったが、1年後にさらに強力なベジータとナッパが襲来することを知らされる。1年の修行を経てベジータを倒した悟空だったが、多くの仲間と地球のドラゴンボールを失ってしまう。
仲間と地球の神々を復活させるため、悟空らはナメック星へ。そこで宇宙の帝王フリーザにクリリンを殺された悟空の怒りが頂点に達し、伝説の戦士・超サイヤ人へと覚醒する。
超サイヤ人、スカウターによる戦闘力、ベジータ、フリーザなど「ドラゴンボール」の名設定やライバルが続々と生まれた「Z」では、フリーザ戦の後も人造人間編、魔人ブウ編と、原作での最終回までが描かれている。他の追随を許さないバトルシーンの描写で、日本のみならず世界40か国以上で放送され、人気の絶頂を迎えたシリーズと言える。ABEMAでは「ドラゴンボールZ」の放送は初となる。
「ドラゴンボールGT」(1996-97)原作を継承する壮大な外伝 超サイヤ人4が登場

「Z」から5年後、悟空の孫娘パンやトランクスたち次世代の子供たちが活躍するオリジナルストーリー。神龍の勘違いによって子供の姿になった悟空が、パンやトランクスと宇宙にドラゴンボールを集めの旅に出る。
タイトルの「GT」は「Grand Touring(壮大なる旅)」で鳥山明が命名。鳥山は本作を「原作の壮大なサイドストーリー」と語っている。ストーリーはドラゴンボールを探す冒険活劇から、悟空を中心とするバトルにシフト。大猿状態の超パワーを加えた超サイヤ人の新形態「超サイヤ人4」も登場した。
1986年以来11年続いたアニメ「ドラゴンボール」シリーズの一つの区切りの作品でもある。
「ドラゴンボール改」(2009-11、2014-15)「Z」のデジタル再編集版 テンポの良さが人気に

本作は「ドラゴンボールZ」のデジタルリマスター再編集版で、アニメ「ドラゴンボール」初のデジタルハイビジョン作品。週刊連載にアニメが追い付いてしまい、オリジナルエピソードや回想を入れていた「Z」に比べ、よりテンポの良いストーリー展開となっている。
音声も新たに再録、声優のキャラクターの配役も「Z」から刷新された。
「ドラゴンボール超」(2015-18)鳥山明原案の完全新作シリーズ

鳥山明が原案を務めた完全新作アニメシリーズ。舞台は魔人ブウとの戦いから4年後、界王神と対を成す全宇宙のバランスを保つ存在・破壊神ビルスの襲来や、新たな強さの次元「超サイヤ人ゴッド」の概念、悟空とベジータをも凌駕するサイヤ人ブロリーなど、ドラゴンボールの新たな物語が描かれている。
「ドラゴンボールDAIMA」(2024-25)小さくなった悟空が如意棒で戦闘 原点回帰の新作

「超」と同様、魔人ブウ戦後からスタートするも「超」とはつながりのないパラレルワールド的ストーリー。鳥山明がストーリー・設定・キャラクターデザインを務めた。
物語は、魔界の住人・ゴマーが神龍に「魔人ブウと闘ったやつらとその仲間をみ~んな子どもにしてくれ」と願ったことで、主要キャラクターが子供の姿に。悟空(ミニ)らが自分の体を取り戻すため、魔界への冒険に出発する。子供の姿になったことで、声優陣も第2話にして悟空を除く12キャラが入れ替わるなど大胆な演出が話題となった。
また小さくなった悟空が如意棒を使用して戦うなど、原点回帰のバトルに往年のファンも反応。ギニュー特戦隊を彷彿させる決めポーズを行う憲兵特戦隊や、伝説のナメック星人・ネバが初代「ドラゴンボール」の主題歌「摩訶不思議アドベンチャー!」を楽しげに歌い出すなど、「初代」「Z」ファンを反応させる要素が随所に盛り込まれた。

※放送後1週間、放送エピソードを無料視聴可能
劇場版「ドラゴンボール」全21作品
4月27日(日)~5月5日(月・祝) 毎日夜8:00より順次10日間連続無料放送
(※放送後1週間、無料視聴可能)
「ドラゴンボールZ」
5月10日(土)~ ABEMA初、毎日順次無料放送
(※放送後1週間、無料視聴可能)
































