
マーベル・スタジオの劇場映画最新作「サンダーボルツ*」が5月2日に日米同時公開され、全世界でのオープニング興収1億6210万ドルを記録し、週末の世界興行ランキングで第1位を獲得するなど大ヒットしている。 同作は、過去に悪事を働きながらもアベンジャーズに代わって世界に襲いかかる危機に立ち向かうことになった、“最強でも、ヒーローでもない”クセ強な無法者たちが集結したチーム「サンダーボルツ*」の活躍を描く物語だ。
このほど、過去の「アベンジャーズ」シリーズ(ディズニープラスで配信中)などMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品では、おなじみのキャラクターであるバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)の日本版声優を務める白石充にインタビューを実施。長年演じているバッキーというキャラクターへの思いや吹替の芝居で心掛けていること、共演の梶裕貴の印象などを語ってもらった。
「バッキーが国会議員になるという設定には驚きました(笑)」
――本作でのバッキーの役割についてはどんなふうに捉えていますか?
バッキーには壮絶な過去があるんです。洗脳される前と洗脳されて暗殺者になった時代、そして洗脳が解けて自分の過去と向き合っていた時間。「サンダーボルツ*」は、そこを通り抜けた後の世界なんです。
そんなバッキーの前に現れた“ならず者”たちは、かつての自分と同じように生き方に迷っていて苦悩している。結果的にではあるんですけど、バッキーはそんな彼らの背中をそっと押すような存在になったのかなと思いました。
――まさか、あのバッキーがという思いもありますか?
バッキーが国会議員になるという設定には驚きました(笑)。どこか吹っ切れたといいますか、前を向いて自分が進みたい道を歩いて行こうという気持ちが強くなっているのかなと感じました。
――声を担当するキャラクターが苦悩しているときは、演じていても苦しいものなんですか?
バッキーが暗殺者だった頃は、あまりセリフがなかったんです。その少ないセリフで感情の揺れをどうやって表現すればいいのか。しかも日本語で話すわけですから僕自身も苦しみながら演じていましたし、どうすればキャラクターの気持ちに近づくことができるのかということに心を砕いた記憶があります。
セバスチャン・スタンの魅力「カッコイイのひと言ですよね」
――バッキーを演じる上で工夫した点はありますか?
今までとは違うステージにいるバッキーですから、前向きで力強い感じを出せたらいいなと。チームのリーダーとしてみんなを引っ張っていくというよりは、佇まいやしゃべり方でその雰囲気を出すにはどうすればいいのか。自分一人では分からなくなるので演出の方たちに助けられながらアフレコに臨んでいました。
――バッキーを演じているセバスチャン・スタンさんの魅力は?
カッコイイのひと言ですよね。バッキーを演じているときは抑えていますけど、本当は表情が豊かな方。だからこそ、劇中でもふいに笑った顔がキュートで魅力的なんですよね。
――アフレコをしていて、セバスチャンさんの芝居の変化を感じることはありますか?
バッキーという同じキャラクターでも作品ごとに息づかいや間の取り方が全然違うんです。役への没入感がすごいし、演じる役柄の振り幅も大きい。僕がこんなことを言うのはおこがましいんですけど、しなやかに柔軟にその役になっていくところが本当にすごいんです。もう付いていくのがやっと(笑)。だからこそ、演じがいがあるなとも思っています。
今回のバッキーで言うと、議員のときはどこかぎこちないけど“ウィンター・ソルジャー”っぽくなってからは生き生きとしているんです。その変化が絶妙なんですよね。
![アベンジャーズ/エンドゲーム MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー+MovieNEXワールド] [Blu-ray]](/assets/v3/img/lazyimg.gif)
Happinet






























