
本日5月17日(土)より東京・有楽町よみうりホールにて、舞台『Take Me Out』2025が開幕する。メジャーリーグのスター選手がゲイだとカミングアウトしたことをきっかけに、ロッカールームで巻き起こる様々な人間模様を描く本作。今回は2018年の上演から続投のキャストを含むレジェンドチームと、オーディションで選ばれたルーキーチームによる2チーム制公演となる、公演に先駆けて5月16日に初日前会見が開催された。
重厚な台詞劇のレジェンド、躍動する群衆劇のルーキー
会見登壇者は演出を務める藤田俊太郎、レジェンドチーム(玉置玲央、三浦涼介、章平、原嘉孝、小柳心、渡辺大、陳内将、加藤良輔、辛源、玲央バルトナー、田中茂弘、本間健太[スウィング])、ルーキーチーム(富岡晃一郎、野村祐希、坂井友秋、安楽信顕、近藤頌利、島田隆誠、岩崎MARK雄大、宮下涼太、小山うぃる、KENTARO、大平祐輝[スウィング])のキャスト陣。
今回は初の2チーム制公演となる。演出の違いや両チームの魅力を尋ねられた藤田は、「制作発表等でも、重厚な台詞劇のレジェンド、そして躍動する群衆劇のルーキーと言っておりましたが、稽古を重ね、本当に全く違う作品になっております。どれぐらい違うかと言いますと、オープニング、エンディング、解釈、そして上演時間も違います。同じシーンは作らないよう、演出の目標として、そしてキャスト11人、本当に個性も魅力も炸裂しておりますが、みんなの力を舞台上で発揮できるように、素晴らしいプランナー、スタッフ、カンパニーの作り手と、みな一丸となって両チームを演出することを心がけました。劇場に入って最終シーンが見えてきて、少し言葉を加えるならば、言葉で始まり、言葉と光で終わるレジェンド。言葉で始まり、言葉と心で終わるルーキー。自信あります。乞うご期待ください」と熱く語った。

三浦涼介「レジェンドチームは返事(の声)がでかい」
レジェンドチームとルーキーチームはお互いの稽古も見学できたそうで、玉置は「結構演出がガラッと違うのと、あとは見せたいものとか意図が、もうまるっきり違うんです。僕らレジェンドチームが描いている戯曲の意図と、ルーキーチームが描いている戯曲の意図が既に違う意味になってるんじゃないか。それがどういう風にお客さんに届くか楽しみです」と語った。また2018年公演との違いについては、「7年で世界情勢的にも日本国内にも色々ありましたし、自分は演劇というものに従事して、コロナ禍における苦しさとか悔しさとか悲しさも経験したので、その7年を踏まえて見てもらって、自分は自分で、人間的にも俳優的にも豊かになって、今回臨めてたらいいなっていう希望を持っています」と述べた。

三浦は「レジェンドチームは返事(の声)がでかい。いろんなことを経て、世の中に気に入られようとしてる(笑)」と笑いをとり、話題は稽古でのチームワークに。初演から3回目の出演となる章平は「この『Take Me Out』は僕にとって他の作品とは全然違う現場なんですね。何が違うかっていうと、各々が意見を出し合って、それをみんなで解決しようとする場を藤田さんが作ってくださってるんですよ。それって創作における現場としてはなかなかないことで。僕はみんなの思いが反映されて作られていくこの創作現場が大好きですし、ルーキーチームの皆さんの稽古を見ながら、2016年に初演をやった時の僕をすごく思い出しました」と振り返った。
初参加となる原も「全シーン全役の解釈を全員で共有する時間を藤田さんが設けてくださって。出てないシーンだから関係ないやじゃなくて、それをみんなで共有することで作品全体を考えることにもなって、次のシーンに渡すためのバトンをしっかり自分のシーンで作り上げるっていう責任が生まれてきたり、“この『Take Me Out』っていう作品ってここがゴールだよね”っていうのをみんなで共有し合うことができたので、すごく充実した稽古期間で楽しかったです」と満足感を見せ、渡辺は「役とそのキャストの人柄が地続きで出てるので、それを掘り下げながら一緒にやっていくのが面白かったですね、この1ヶ月間。それがチームワークとして見えてくるんじゃないかなと思います」と手ごたえを感じている様子だった。
舞台『Take Me Out』2025
2025年5月17日(土)~6月8日(日) 東京・有楽町よみうりホール2025年6月14日(土)~6月15日(日) 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
2025年6月20日(金)~6月21日(土) 岡山・岡山芸術創造劇場 ハレノワ 中劇場
2025年6月27日(金)~6月29日(日) 兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
▼公式サイト
https://takemeout.jp/































