荒木飛羽「結構痛かった」阿部顕嵐「それは申し訳ないな...」映画完成上映イベントで語られた初対面同士には辛い演技

2024年9月より放送が開始されると回を重ねるごとに注目を集めていき、<今期一番の青春ドラマ>として高く評価されたMBSドラマフィル「スメルズ ライク グリーン スピリット」。放送終了後にはSNS上で「#スメルズロス」と惜しむ声も挙がった話題の本作だが、本編を再編集した「劇場版 スメルズ ライク グリーン スピリット」として映画化が決定した。6月27日(金)からの全国公開に先駆けて、5月26日には完成披露上映イベントを実施。メインキャストである荒木飛羽、曽野舜太、藤本洸大、阿部顕嵐、そして劇伴を担当した中村中と澤田育子監督が登壇し、映画化決定の喜びや興奮、劇場版の見どころをたっぷり語った。
「スメルズ ライク グリーン スピリット」とは
本作は2011年から2012年まで「コミックBe」(ふゅーじょんぷろだくと)で連載され、2012年【SIDEA】、2013年【SIDEB】の計2巻として単行本化された永井三郎原作の金字塔・人気漫画が原作。10年以上の時を経て実写化された。閉鎖的な平成のド田舎を舞台に、自分のアイデンティティに目覚め、彼を取り巻く少年たちが織り成すひと夏の淡い青春ストーリーだ。
クラスで浮いていて、“髪が長い”という理由で同級生からいじめられている主人公・三島フトシ。いじめにも抵抗せず、唯一の心のよりどころが隠れて母親の口紅を塗ったり、服を着たりすることが日課となっているフトシを演じるのは、まだ19歳ながらに俳優歴10年のキャリアを持ち、「あなたの番です」「FirstLove初恋」「あのコはだぁれ?」など話題作の出演が続く荒木飛羽。
フトシをイジメるグループのリーダー・桐野マコトを務めるのは曽野舜太。「本当の自分」を押し殺して日々を過ごしていたマコトは、ある日フトシが落とした口紅を自らの唇に塗ろうとする…。さらに三島に対して強く当たってしまうバスケ部に所属するクラスのムードメーカー・夢野太郎役に、「恋わずらいのエリー」で映画初出演以降、俳優として目覚ましい活躍を見せている藤本洸大。またどこか訳アリなようすの都会からド田舎に転任してきた社会科教師・柳田役を、自身初の教師役となる阿部顕嵐が怪演。旬の俳優陣がそろい、各キャラクターを個性豊かに演じ切っている。
それぞれの“濃い”学生時代を振り返る
客席からの大きな拍手で出迎えられ登壇したキャストたちは、まずは一言ずつ来場者へお礼とご挨拶。澤田監督は「劇場版が嬉しすぎて、私は勝手にタイトルに合わせて(洋服に)緑を入れてきました!」と緑をアピールした。
2024年に放送されたドラマが映画化すると聞いたときの感想を求められた荒木は、「本当に嬉しかったんですけど、僕と夢野(藤本)だけ追撮(追加撮影)がなくて、現場行きたかった!って思ったんですけど、(映画化は)すごく嬉しかったです」と喜びをアピール。さらに監督に追撮を訴えると澤田監督から「では、個人的に!」と返され会場を沸かせる。
続いて曽野は「嬉しかったのと、僕は追撮もあったので(笑)、また現場でみなさんに会えるのが嬉しくて、またあの夏がやってきて劇場の大きいスクリーンで見れるんだって思って本当に嬉しいなって思いました!早く皆さんに見てもらいたいです」とコメント。荒木と同じく追撮がなかった藤本は「劇場版になるよって聞いたときに、『えーーーマジっすか!?』って本当に驚きました!慎重に役と向き合い続けた大切な日々が刻み込まれた作品なので、もちろん原作も大好きなので、映画化されるって聞いたときは本当に嬉しかったです」と驚きと喜びを大きいリアクションとともに表現していた。
阿部は「嬉しかったですし、僕は映画がすごく好きなので、何時間っていう時間をその作品のために使うことが、作品の世界に没入できると思うので幸せだったなって思います」と伝えました。先ほど劇場版を見たという中村は「ドラマだと(次の話数まで)1週間時間を待たないといけないですけど、映画版だと登場人物の苦しんでいる部分と葛藤がダイレクトに伝わってくるので、映画で見るのはいいなと思いました」と楽しめたと率直な感想をこぼす。
続いて、2024年の7~8月に撮影されていたときの雰囲気などをそれぞれが振り返る。まず曽野が「めちゃくちゃ暑かったよね!エアコンが壊れているのかと思った」というと、監督や周りのキャストから「廃校だったから、エアコンなかったんだよね!」と言われて会場も驚きの声が。「みんなで汗を拭きながら撮影してました。差し入れでアイス買ったんですけど溶けちゃって、液体になっちゃったくらいの暑さだったんですけどなんとか乗り越えました!」と曽野が暑さを強調すると、アイスに関して荒木が「ちゃんと凍れてました!撮影中だったんで僕しか食べてないかもですが」と寂しく1人で食べたことを伝えて会場を笑わせる。
澤田監督からも「真夏に冬のシーンは暑いのにマフラー撒いたり、学ラン着こんだり本当に大変だったと思います。ありがとうございました」と改めて感謝が送られるひと幕も。さらに曽野が「初日に(撮影したのが)オープニングの追いかけるシーンだったんですけど、いろんなところで撮って、この現場やべ~って思いました」とぶっちゃけると、「でも、あれで仲深まりましたね!」と荒木がフォローしていた。
藤本は冬のシーンを振り返って「実はマフラーの中に保冷剤をいっぱい入れていて、暑いのか寒いのかよく分らない感じでした!(笑)」とコメント。ただ阿部が「僕は室内のシーンが結構多かったので、特に苦労してないです。涼しい感じで」と言うと、澤田監督から「いやいやいや、阿部さんはお尻叩くシーンが」と横からツッコミが入る。
強烈なインパクトのある“荒木のお尻を100回叩く”シーンを振り返り、「密室で狭くてエアコンもないので、とんでもない暑さでした!狂った植物園みたいな(笑)。外のモニターで見ていて、ディレクションしようと思って中に入ったら熱風みたいになっていて、2人とも文句も言わず止めなければずっとやり続けているところに素晴らしいなと思いました」と改めて感心するばかり。
ちなみにそのシーンが荒木と阿部の初対面だったことが明かされると、阿部が「初対面で人のお尻叩くってなかなかないですよね(笑)全力でやらせていただいて」とポツリ。横の荒木から「結構痛かった」とコメントが入ると、「それは申し訳ないな...」と気まずいようすで苦笑いを浮かべていた。
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