
ディズニーによるアニメーション映画「リロ&スティッチ」(2002年)の実写版が、本国アメリカでは日本に先駆けて5月23日に公開された。メモリアルデー(※アメリカの祝日)を含むオープニング4日間で興行収入1億8300万ドル(※Box Office Mojo調べ)を記録し、トップスター出演の作品を抑えて堂々の1位となって話題に。公開2週目には累計2.8億ドル(※日本円で約400億円)を突破した。6月6日(金)の日本公開に期待が高まる中、今回は原点となるアニメ版をレビュー。子ども向け?いいえ、大人の胸も熱くする物語に引き付けられるはず。(以下、ネタバレを含みます)
人気キャラクターになった“スティッチ”とは?
アニメ版「リロ&スティッチ」が2002年にアメリカで劇場公開されたとき、全世界での興行収入は2億7314万ドルほどだった。実写版の4日間の全米興行収入が2億に迫ったことを思えば、驚きだ。ただ、その後に“スティッチ”のキャラクターとしての人気が爆発し、映画やテレビアニメなどシリーズ化もしている。
そもそもスティッチとは何者なのかというと、銀河連邦の“悪の天才科学者”ジャンバ博士が作りだしたエイリアンで、通称・試作品626号。スティッチは、のちに地球で付けられた名前だ。
博士いわく「弾丸を跳ね返し、計算はコンピューター以上、闇でも物が見え、体の3000倍の物を動かす。唯一の本能は物を壊すこと」で、「最強の兵器」。大きな目と耳と口で、銀河連邦の他のエイリアンから「不気味」と言われてしまう見た目だ。
そんなスティッチは、銀河連邦から追放されることになるが、逃げだして地球へとやって来ることになる。
孤独な少女リロとスティッチの出会い
そして、もう一人のタイトルロール、リロはハワイのカウアイ島で暮らす5歳の女の子。想像力が豊かで、独特の感性を持っているリロは、友達になじめずいつも独りぼっち。
また、両親は事故で亡くなっており、姉のナニに育てられているのだが、リロのためにナニの仕事がうまくいかないなど生活はパンク寸前。リロは「家庭崩壊」と言ってしまうのだが、そんな様子を社会福祉局のバブルスに目を付けられ、3日間のうちに生活を立て直すように言われる。
そんなとき、流れ星を見たリロが「友達をください、逃げていかない友達。天使でもいいなぁ」と願うのを聞いたナニが、保護犬をもらいうけることに。
そこで出会ったのがスティッチ。先の流れ星はスティッチの乗った宇宙船が地球に落ちてきた時の光であり、保護施設に“犬”として収容されていたのだ。スティッチという名前は、リロによって付けられた。
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