
6月2日に放送された野球トークバラエティ「ダグアウト!!!」(毎週月曜夜10:00-11:00、BS10)。現役時代は埼玉西武ライオンズ一筋12年で2度の盗塁王に輝いたスピードスター・金子侑司と、同じく西武一筋12年で最優秀救援投手、最多セーブのタイトルを獲得した西武の守護神・増田達至だ。同期コンビの知られざる引退秘話やセカンドキャリアなど、幅広いトークを展開する。
プロ野球選手が引退を決意するときの舞台裏
同期で入団し、奇しくも同じ2024年に引退した金子と増田。MCを務めるのは「引退する選手の心情とか、ちょっと興味あることめちゃくちゃあるんで…」とワクワクを隠せないチュートリアル・徳井義実と、“ゴリゴリの西武ファン”を名乗る吉田恵美アナだ。
話題はさっそく2人の“同期引退”について。「打ち合わせとかしたわけじゃないですよね?」という徳井の言葉に、当然「してないです」とうなずく金子。先に引退を決断したのは金子で、2024年のシーズン頭には「今年あかんかったら辞めよう」という意識があったと明かす。
また増田もキャンプシーズン頃から「ダメだったら退こうかな」と考えていたというが、お互いに「なんとなくそんな雰囲気はあった」とこぼす2人。増田から「二軍生活で一緒になったときに、そんな話はしたかもしれないですね」と漏れると、徳井はまったく引かずに「どういうテンションでそういう会話するんですか?選手って…」と深掘りしていく。
ただ想像するよりはまったく暗い雰囲気ではないらしく、金子いわく「やばいっすねー」「どうします?」「辞めますか!」といったフランクなテンションだったとか。「バイトやないねんから!」と徳井がツッコミを入れると、増田は「僕はそこまで軽くはなかったですけど…」と笑う。
増田は二軍でも上手く抑えられないようになってきていたため、深刻に悩んでいたとか。さすがの金子もサヨナラホームランで落ち込んでいた時には「いまのテンションではいけなかったッスね…」と、増田の雰囲気を振り返った。
一方で軽い調子で話していた金子も、成績が上向いても一軍に声がかからないことから「ああ、もう必要とされてへんのかな…」と思ったことを告白。引退を決断する際には「気持ちいいところで終わろう」と踏ん切りをつけたと語る。
ただ吉田アナはファン目線で「絶対まだ一軍でやれるのに…」と、早すぎる2人の引退に驚いたという。すると金子が「やっぱり、ちょっとでも『なんで?』とか『辞めないで』とか思ってもらった方が“辞めがい”があるかなって…!」と明るい笑顔を見せ、スタジオに笑い声が響いた。
優しい先輩に対する失言でスタジオ大盛り上がり
コーナーが移り、「西武の○○No.1」がスタート。西武に12年も在籍した2人が選ぶ、西武のNo.1を発表していく。「最強打者No.1」で名前が挙がったのは、日本プロ野球において歴代3位である“6度のホームラン王”に輝いた中村剛也だ。
これには徳井も納得の表情で、金子の「すごいです」という簡潔なひと言にも重みがあった。さらに「うらやましい」「練習とか見てても、きれいなんですよね弾道が」と続ける金子に、徳井は打球が美しい放物線を描くのは才能という話を持ち出す。金子はやろうと思ってできるものではないことを「やろうと思ったら内野フライになってます」と自身の経験でたとえると、徳井が「外野フライでもなく…?」と見事にツッコんでいた。
中村の性格は見た目の印象通り「おっとり」しているというが、意外なほど人を見ている場面もあるという。調子の悪いチームメンバーにはボソッとアドバイスをしに行くなど、「本当に優しい」と2人は口をそろえる。
ただその優しい印象から口を滑らせたのか、印象を聞かれた増田が「結構マイペースというか…守備とかでもあんまり、“守ってる”っていうより“ボール拾い”しているというか…」とこぼしてしまう。スタジオは大盛り上がりするのだが、金子は笑いながら「怒られますよ!」とフォローしていた。
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