荒木宏文「何度見ても満たされない作品」 「舞台『ACCA13区監察課』」開幕
荒木宏文主演の「舞台『ACCA13区監察課』」が、11月3日から東京・品川プリンスホテル クラブeXにて開幕。これに先がけて11月2日に開幕前日会見が行われた。
「ACCA13区監察課」は、月刊「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス刊)に連載され、2017年1月にTVアニメ化(TOKYO MX ほか)もされたオノ・ナツメの大人気マンガ。王国内を視察して廻る監察課局員・ジーンを主人公に、背後で巨大な陰謀が企てられていく組織群像エンターテインメント作品だ。
13の自治区に分かれた王国にある巨大統一組織“ACCA(アッカ)”。各自治区に不正がないか視察する監察課副課長のジーン・オータスは「もらいタバコのジーン」の異名を持つ組織きっての“食えない男”。そんなジーンのまわりに不穏な噂が流れはじめ、国を揺るがす陰謀に巻き込まれていく…。
そんなジーンを演じる荒木は「この作品はどの角度からでも見られてしまう円形のステージだからこそ、どこから見ても満足していただける作品にするために、この1カ月、みんなで苦労しながら一生懸命取り組んできました。客席がお客様で埋まったことで感じる興奮や喜びが、苦労してきたからこそプラスに働きそう」と自信。
また「1度見た方にも『また違う角度から見たい』、『今日見られなかった表情を違った席で見たい』と思っていただける、何度見ても満たされないような、次を期待してしまうような作りこみになっていると思いますので、このまま気を抜かずにどこから見ても大丈夫というパフォーマンスを精一杯千秋楽まで努めたい」と意気込みを見せた。
ジーンの友人であるニーノ役の丘山晴己は、「今回、尋常ではないくらいの台詞量」と苦労を明かし、「精一杯演じさせていただくので、ぜひ楽しんでいただけたら」とアピール。
ACCA本部・本部長のモーヴ役、蓮城まことは「モーヴはとても強い女性なのですが、弱い部分もあって。それを必死に隠しているというような、強さの裏にあるものを意識して役を作ってきました」と稽古を振り返る。「マンガ、アニメ原作の作品を演じるのが初めてなのでとても緊張していますが、皆様にお見せできるのが楽しみで、ワクワク、ドキドキしています」と率直な感情を口にした。
「舞台『ACCA13区監察課』」は、12日(日)まで品川プリンスホテル クラブeXにて上演。また、上演期間中、劇場内ロビーにて「舞台ACCA×品プリ」商品コラボも実施中。
~11月12日(日) 品川プリンスホテル クラブeX
原作= オノ・ナツメ(掲載 月刊「ビッグガンガン」スクウェア・エニックス刊)
脚本・演出= 石井幸一(一徳会/K・A・G)
公式HP http://www.acca-stage.com/
©オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・ACCA製作委員会
©舞台ACCA製作委員会