フジ系の2018年1月期の“月9”ドラマが東村アキコの人気漫画「海月姫」に決定。主演を芳根京子が務め、芳根にとって今作が“月9”ドラマ初主演作となる。
原作は、「東京タラレバ娘」(講談社刊)が今年1月期に日本テレビ系でドラマ化されたことが記憶に新しい人気漫画家・東村の同名作品(講談社刊)。「女の子は誰だってお姫様になれる」をテーマに、クラゲを愛し過ぎてしまった筋金入りの “クラゲオタク女子”が、とある兄弟と三角関係になり、自分には一生縁はないと思っていた恋を知り、新しい自分、新しい生き方を見つけていく姿を、ギャグを交えて描く、新感覚の “シンデレラコメディー”だ。
コミックスは累計420万部の人気作で、11月13日(月)に最終巻が発売されることを機に、満を持して初のテレビドラマ化で物語を完全映像化する。
原作者の東村は「ドラマ化のお話を頂いたとき、こんな変な漫画が“月9”になるんか!?とびっくりしましたが、めちゃくちゃうれしかったです。芳根さんの眼鏡&おさげ、本当に楽しみです!」とドラマ化に期待を寄せた。
主人公・倉下月海(芳根)は、極度に視力が悪く、眼鏡なしでは、ほとんど何も見えないほど。イラストレーターを夢見て上京するも、専門学校に通うわけでも、イラストを売り込むわけでもなく、とあるアパートで、自分たちを“尼~ず(あまーず)”と呼ぶ“オタク女子”たちと一緒に、外部との接触を避けて自分だけの世界に浸りながら、風変わりでマニアックな青春を満喫していた。
そんな“尼~ず”のモットーは「オシャレ人間は天敵」「人生に男を必要としない」というもので、全員が桁外れの“オタク女子”。“鉄道オタク女子”に“三国志オタク女子”、果ては“和物オタク女子”などがいる中、月海は三度の飯よりクラゲが好き過ぎてたまらない、筋金入りの“クラゲオタク女子”だった。
そんな月海は、ある日、クラゲがきっかけで、誰もが注視してしまう美女、その実、ファッション好きが高じて女装を趣味としている一方、これまで付き合った女性は数知れないイケメンのプレーボーイと、与党の最大派閥を率いる大物国会議員の父の秘書を務める一方、これまで交際した女性は皆無という超堅物な童貞エリートという凸凹兄弟と出会う。
嫌々ながらも月海は凸凹兄弟とつながりを持つうちに、新しい自分、新しい生き方を見つけ、さらに凸凹兄弟とまさかの三角関係になり、一生縁がないと思っていた恋を知るように。そして、イラストレーターという夢にも凸凹兄弟の影響が波及することに。
なお、芳根はオフィシャルブログにおいて、「情報解禁です!海月姫!!」とのタイトルで、今回の月9主演の件を発表。「2018年素敵なスタートにしたいと思いますので、どうか応援よろしくお願いします。頑張ります」と意気込みをつづっている。
――月9初主演となりますが、ドラマの話を聞いた際の感想を教えてください。
本当にわたしが!?と、ただただびっくりしました。歴史のある月9という枠にプレッシャーと責任をすごく感じていますが、やるとなったら、目いっぱい楽しんでこの冬はクラゲ色に染まりたいです!
――“オタク女子”という今までにない役柄となりますが、役作りで考えていること、月海と自身の重なるところはありますか?
力を入れず純粋に“月海”という女の子として全力で生きて、原作の面白さを引き出していけるよう、監督や共演者の方、スタッフの皆さんと力を合わせて頑張りたいです。私にも“大好きなもの=トマト”があるので、月海ちゃんのクラゲ愛に共感し、とってもいとおしく思いますし、1つのものを愛し尽くせる真っすぐな魅力を大切にして、自分なりの倉下月海を演じきりたいです!
――視聴者の方へメッセージをお願いします。
一週間の始まりをHAPPYに過ごしてもらえるように、たくさんの人に毎週月曜日を待ち遠しく思っていただけるように、精いっぱい楽しみながら頑張りたいです。私たちのお届けする「海月姫」、よろしくお願いします!
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